ステン短機関銃
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ステンガン(Stengun)、もしくは単にステン(STEN)は、第二次世界大戦中のイギリスで開発された短機関銃である。合理化された設計によって傑出した生産性を備え、大量生産されて、連合国軍やレジスタンスの主力小火器として大戦中を通じ用いられた。
注釈
- ^ ワイヤーストック仕様など他にもバリエーションがある。
- ^ 本銃は見た目の第一印象から、弾倉基部をフォア・グリップ代わりに握って射撃するとの印象を与え、またそう描かれている映像作品も多い。
- ^ イギリス軍では短機関銃用の弾倉装填口は規格化されており、ステン各型は元より、ランチェスターや後のスターリングであろうとも弾倉同士を流用可能だった。MP18他、雑多なSMGを使わざるを得なかったドイツ軍、ドラム弾倉と箱形弾倉の二本立てのソ連軍やアメリカ軍(トンプソンM1はドラム弾倉他、グリースガンの箱弾倉ですら互換性がない)を含め、ここを完全規格化したのはイギリスのみである。
- ^ Mk.IZ弾及び、Mk.II-Z弾。
- ^ ウールワースは安売で有名なスーパーマーケットのチェーン店。ジップ・ガンのFP-45も同じ蔑称で呼ばれた。
- ^ コストは英ポンドで2.5ポンド。これはMP40(価格約57ライヒスマルク)の約1/7である。当時の連合軍側小火器で、「商品」として採算が取れたのはステンのみであった。
出典
- ^ “The "Tommy's" Thompson”. American Rifleman. NRA (2011年2月23日). 2017年1月30日閲覧。
- ^ “The Lanchester Our Last Classic Beauty”. SmallArmsReview.com. 2017年1月30日閲覧。
- ^ a b “Sten Gun”. canadiansoldiers.com. 2015年6月16日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p “Stens of the World: Part I”. Small Arms Defense Journal. 2020年11月11日閲覧。
- ^ a b c d e f “STEN submachine guns (Great Britain)”. world.guns.ru. 2015年6月16日閲覧。
- ^ 月刊『Gun』2009年4月及び5月号。「Smallarms of WWIIイギリス編<ステンMk.3>」より。
- ^ 1987年、月刊コンバット・マガジン別冊No12「世界のSMG」P53。
- 1 ステン短機関銃とは
- 2 ステン短機関銃の概要
- 3 諸外国での運用
- 4 バリエーション
- 5 画像
- 6 関連項目
Sten(British/Sergeant Major)
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「Day of Defeat」の記事における「Sten(British/Sergeant Major)」の解説
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