各党の主張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/31 09:21 UTC 版)
「2010年ミャンマー総選挙」の記事における「各党の主張」の解説
選挙戦は、ミャンマー国軍が後ろ盾となっている体制政党のUSDPに、小規模な民主化政党及び少数民族政党、第3極形成を目論むBSPPの後継政党であるNUPによる三つ巴の構図となった。 連邦団結発展党 - 複数政党による民主主義の確立、市場経済システムの確立、労働者の社会的地位向上、信教の自由の確約など。また、連邦団結発展党の選挙ポスターでは「国民が第一」と謳われているが、街行く市民たちの反応は、怒りや落胆、嘲笑などといった否定的なものが多いという(もっとも、これについて報道したエーヤワディー・ニュース・マガジンが8888蜂起の亡命者によって動いていることを考えれば、こうした厳しい評価は当然と言える)。 国民民主勢力 - 政府が重点的に取り組んでいる、少数民族に関する政治的な問題は、民主主義や人権問題と並んで解決されるべきとする。ただし、その民主化を謳っていた本家の国民民主連盟から分派して、わざわざ選挙に参加した勢力の主張ということで、説得力は弱くなっているようだ。
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