台東区立田中小学校とは? わかりやすく解説

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台東区立田中小学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/01 20:09 UTC 版)

台東区立田中小学校
北緯36度12分08秒 東経140度20分14秒 / 北緯36.202194度 東経140.337278度 / 36.202194; 140.337278座標: 北緯36度12分08秒 東経140度20分14秒 / 北緯36.202194度 東経140.337278度 / 36.202194; 140.337278
過去の名称 田中尋常小学校 → 田中国民学校
国公私立の別 公立学校
設置者 台東区
設立年月日 1929年4月
閉校年月日 2001年3月31日
共学・別学 男女共学
所在地 111-0021
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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台東区立田中小学校(たいとうくりつ たなかしょうがっこう)は、かつて東京都台東区日本堤2丁目にあった区立小学校[1]

2001年平成13年)3月31日をもって閉校、翌4月1日付で台東区立待乳山小学校(まつちやましょうがっこう)と統合し、台東区立東浅草小学校となった。

概要

少子化により発生した空き教室を間借りする形で、1998年(平成10年)12月に「台東区社会福祉事業団たなかデイホーム」が開所。閉校後も引き続き「たなかデイホーム」が旧校舎を使用している。

閉校後は、旧校舎は区の公共施設「たなか多目的センター」となった[1]。2001年には「日本堤子ども家庭支援センター」を開設。2015年4月には、舞台芸術活動支援施設「たなか舞台芸術スタジオ[2]」を開設し、区の複合施設として活用されている。

また旧校舎は、テレビドラマなどのロケーション撮影にも使われている(後述)。

たなか多目的センター

「たなか多目的センター」に設置された施設は以下のとおり[1]

  • たなかデイホーム - 通所介護施設(デイサービス
  • 日本堤子ども家庭支援センター「にこにこひろば」[3]
  • たなか舞台芸術スタジオ[2]
  • たなかスポーツプラザ[4]

戦後の都営住宅への転用

第二次世界大戦時には東京大空襲の被害から逃れたため、1946年(昭和21年)5月からしばらくの間、校舎の一部を都営住宅として転用していた時期があった[5]

沿革

  • 1929年昭和4年)4月 - 旧浅草区田中町94に田中尋常小学校設立。
  • 1930年(昭和5年)5月 - 帝都復興院帝都復興事業の一環による復興小学校竣工。
  • 1941年(昭和16年)4月 - 国民学校令により、田中国民学校へ改称。
  • 1946年(昭和21年)5月 - 東京大空襲被災者のため、校舎を都営住宅(仮設住宅)へ一時転用[5]
  • 1947年(昭和22年)11月 - 学制改革により、台東区立田中小学校へ改称。
  • 1980年 - 新校舎が竣工(閉校後も現存)。
  • 1998年平成10年)12月 - 空き教室を間借りする形で、台東区社会福祉事業団たなかデイホームが開所。
  • 2001年(平成13年)

交通

田中小学校が登場する作品

閉校後の旧校舎がロケーション撮影に使用された。

脚注

  1. ^ a b c d 旧田中小学校の活用について”. 台東区. 2024年10月1日閲覧。
  2. ^ a b たなか舞台芸術スタジオ 台東区文化産業観光部文化振興課、2024年10月1日閲覧。
  3. ^ 日本堤子ども家庭支援センター「にこにこひろば」 台東区、2024年10月1日閲覧。
  4. ^ たなかスポーツプラザ 台東区、2024年10月1日閲覧。
  5. ^ a b 子供たちを翻弄した戦争 上野駅地下道にあふれた孤児”. 産経新聞 (2023年8月15日). 2023年9月8日閲覧。

関連項目

外部リンク




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