召喚システム「エッグモンスター」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 22:47 UTC 版)
「半熟英雄」の記事における「召喚システム「エッグモンスター」」の解説
本シリーズ最大の特徴。将軍の持つ卵からエッグモンスターと呼ばれる怪物を召喚し、兵士たちの代わりに戦闘をさせることができる。このとき、敵将軍がコマンドを選択してエッグモンスターに挑んでくる。左に人物、右にモンスターの構図は、丁度ファイナルファンタジーシリーズの逆になっていて、ここに逆転的な面白さがあった。 プレイヤーサイドがモンスターで敵を攻撃するシステムは好評で、ファイナルファンタジーシリーズの召喚魔法やアビリティ「あやつる」の原形となった。『ファイナルファンタジーV』では、エッグマンが召喚獣として登場する隠し演出があった。 第2・4作では敵側も卵を持っているため、敵軍も同様に召喚してエッグモンスター同士が戦うこともしばしばある。特にボス戦では強力なエッグモンスターが必須である。卵には数種類あり、その種類によって召喚できるモンスターは異なる。エッグモンスターの中には、他の自社作品のキャラのパロディであったり、そのままエッグモンスターとしてゲスト出演しているものもいる。 英雄度(ヒーローど) 第1作のみ登場。敵城攻略や将軍登用で増え、将軍解雇で下がる。これが高いと、ランダムイベントで「スーパーウルトラミラルクルマン(「元祖 半熟英雄」では「スーパーウルトラミラクルマン」)」が現れるようになる。 半熟値 第2作より登場。戦闘経験値で、基本的には戦闘に勝つと上がり、退却すると下がる。イベントで上下することもある。半熟値が一定以上になると「半熟レベル」が上昇し(下がることはない)、召喚するモンスターが変化する(第4作では召喚候補が増える)。おおむね半熟レベルが高いほど強いモンスターを召喚できる。ただし第2作では、半熟レベルが最高になると直接攻撃のできないランプキンしか召喚できなくなる現象が発生する。 タコメーター 第4作に登場。コマンドバトルのみ影響。攻撃によって互いの感情が「ブチギレ」と「アキレ」のどちらかに動いて行く。敵の感情(画面上の表現)が「ブチギレ」に振り切れると敵側に、敵の感情が「アキレ」に振り切れると味方側に、それぞれ1ターンボーナスが与えられるうえ攻撃力も倍になる。漫然と攻撃して行くと敵をブチギレさせてしまい手痛い反撃を喰らうために、敵をアキレさせる能力を持つエッグモンスターや切り札が重要な役割を持つようになった(敵側が技を使用した時のタコメーターは、味方側の使用時とは逆方向に動く)。たとえば、エッグモンスターのエッグマン(敵にダメージを与えられない)、ゾンビ(自滅技しかない)、ウゴカザル(命令を絶対に拒絶して動こうとしない)などは、第3作までは無為無能の代名詞的存在だったが、今作ではいずれも敵を大きくアキレさせる効果が追加されたため、このようなエッグモンスターでも実戦に役立つようになった。
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