古屋満寿とは? わかりやすく解説

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古屋満寿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/21 21:22 UTC 版)

古屋 満寿(ふるや ます、1850年嘉永3年〉 - 1907年明治40年〉3月19日[2])は、日本商人東京都銀座百貨店である松屋の前身の1つ、鶴屋呉服店を夫の古屋徳兵衛1849年〈嘉永2年〉4月10日 - 1911年〈明治44年〉7月30日[2])と共に創業した人物であり、松屋の黎明期を支えた人物の1人である[1][3]。出生名は牛山 とみ[1][* 1]甲斐国巨摩郡(後の山梨県)下教来石村出身[2]


  1. ^ a b 結婚後の1903年(明治36年)2月23日に満寿に改名[2]
  2. ^ a b 松屋の沿革によれば、鶴屋呉服店の創業日は1869年(明治2年)11月3日とされるが[7]、古屋徳兵衛が仲買商から小売業へ転身した時期は判明しておらず[8]、松屋(鶴屋)の創業時期を正確に捉えることは困難である[6]。満寿が端切れなどの販売を始めたのは1869年であり、後にその年の明治天皇誕生日である11月3日をもって一応、創業の日と定められた[6]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 中内 2011, pp. 186-187
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 松屋 1969, pp. 366-380
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m 松屋 1969, pp. 43-48
  4. ^ a b 関 1935, pp. 1-2
  5. ^ 農夫より起りし松屋呉服店 古屋徳兵衛『無資奮闘成功家実歴. 最新実業家立志編』(実業力行会, 1910)
  6. ^ a b c d e f 松屋 1969, pp. 24-26
  7. ^ 松屋の沿革”. 松屋. 2019年4月13日閲覧。
  8. ^ 松屋 1969, p. 29.
  9. ^ a b c 中区制50周年記念事業実行委員会 1985, pp. 569
  10. ^ 松屋 1969, pp. 66-67
  11. ^ 永田ミナミ (2015年12月14日). “銀座や浅草で有名な老舗百貨店「松屋」は横浜発祥って本当?(前編)”. はまれぽ.com. アイ・ティ・エー. p. 3. 2019年4月13日閲覧。
  12. ^ a b 松屋 1969, pp. 32-34


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