反物質怪獣 アンチマター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 11:53 UTC 版)
「ウルトラマンガイアの登場怪獣」の記事における「反物質怪獣 アンチマター」の解説
第14話「反宇宙からの挑戦」に登場。 ビッグバンによって誕生したトロヤ小惑星帯付近のワームホールから出現した、人類の住む宇宙(正宇宙)の物質と相反する反物質で構成された生命体。日本の大畑市を球体状のバリヤー(反物質化シールド)で覆って反物質化し、さらにバリヤーを広げて反物質世界を拡大しようとする。飛来当初は二枚貝のように身体を横に二つ折りにしている。藤宮の予測では、地球全土を反物質化した後にバリヤーを解除し、正宇宙と反物質の対消滅による第二のビッグバンを引き起こしその後で宇宙を創り直そうとしたのではないかとされる。体の中央に敵を挟み込むことで電撃を放射することができ、頭頂部から破壊光線を放つ。バリヤーを展開させる際は頭部の先端を内回りに回転させる。 アグルの反物質化光線でバリヤーの中に侵入したガイアと戦うが、クァンタムストリームで体の一部を破壊された上、飛散した肉片をファルコンの対アンチマター変換システムとアグルのアグルスラッシュで消滅させられる。再度二つ折りになったところでそのままワームホールに追放される。 ワームホールの入口はアグルのアグルシールディングで閉ざされ、反物質化したガイアの方もアグルが再度放った反物質化光線により、元の姿に戻る。 スーツアクター:三宅敏夫、向原順平 2枚貝にヒトデの要素を加えたものが決定稿となった。 着ぐるみはペスターのようにスーツアクターが横に2人で入っている。スーツのほか、爆発用の角と飛行用人形も用意された。
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