原始地底人 キング・ボックル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 23:28 UTC 版)
「帰ってきたウルトラマンの登場怪獣」の記事における「原始地底人 キング・ボックル」の解説
第50話「地獄からの誘い」に登場。 地上征服を狙っている地底30キロメートルに生息する地底人類。超音波によって周囲の情報を把握するコウモリのような種族であり、地底暮らしが長いことから視力は著しく退化している。設定では、地殻変動で地中に閉じ込められた人類がウラン鉱石の放射能を浴びたことにより、地中で生きられるようになったとされる。地上侵略の阻害要因となっている地底科学センターを攻撃し、上野の恩師かつ地底科学の権威である小泉博士を狙い、自分たちのことを調べあげたノートの奪還を企む。 頭部のレーダーから発する怪電波で人間の脳波を撹乱させる能力や、重力を自在に変化させる能力を持つ。ただし、このレーダーが弱点でもあり、これを折られると方向感覚が狂い、歩くことすらままならなくなる。後頭部から噴射する紅いガスや、顔に当たる部分からロケット弾を連発し、ウルトラマンジャックを地底へ引きずり込もうとするが、最後はジャックのウルトラスパークで倒された。 その後、小泉博士が残したノートからキング・ボックルの研究が進むことになるが、地下30キロメートルの地点にはいまだに多数のキング・ボックルが生息しており、今回はそのうちの1体を倒したにすぎないことが判明している。 スーツアクター:遠矢孝信 デザインは井口昭彦。脚本、デザイン画では「キング・コロボックル」という仮称であった。撹拌機が肩に付けられている。 予告では「キングボックス」と呼ばれていた。 エネルギー弾は『ウルトラ怪獣攻げき技大図鑑』で「激烈暴威ランチャー」と命名された。 その他の作品に登場するキング・ボックル映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、ベリュドラの胴体を構成する怪獣の1体となっている。 漫画『ウルトラマン超闘士激伝』では、ウルトラ戦士に勝ちたいと願う怪獣たちの1匹として登場し、ゴーデスに利用される。
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