原作からの脚色・作風
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 07:44 UTC 版)
「夢のクレヨン王国」の記事における「原作からの脚色・作風」の解説
あらすじは、原作シリーズのうち『クレヨン王国の十二か月』『クレヨン王国 新十二か月の旅』『クレヨン王国 シルバー王妃花の旅』3作品をミックス・再構成した内容となっている。第50話以降の放送延長の際に『クレヨン王国 王さまのへんな足』よりプーニャ、柱時計の天使など一部キャラクターを借り、オリジナルのストーリーとなる。 アニメ化にあたり、幼年向けにキャラクター設定など大幅なアレンジがなされている。主な点として、原作では「王妃」だった主人公シルバーを12歳の「王女」に設定し、原作でのゴールデン国王にあたる役割のオリジナルキャラクター・クラウドが登場。原作『新十二か月の旅』に登場した12人の「野菜の精」は、シルバーが香水瓶から呼び出すことで、その時によって違う人数で現れる。 内容も原作のエピソードをベースとしつつ、より現代的な要素を取り入れたコメディ色が濃くなり、シルバーが持つ各アイテムなど魔法少女アニメ風の設定が付加された。なお、エンディング曲「ありのままに」および挿入歌の多くは原作で書かれた詞が使われている。 原作者の福永は自著エッセイ『ナイショでヒミツのクレヨン王国』にて、稲上晃によるキャラクターイラストや本作の楽曲を高く評価し、「多くの原作者がアニメに不満を抱くのとちがって、私は実にありがたい人たちに出会えたことを感謝している。」と述べている。
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