卵管結紮術・電気焼灼術小開腹手術麻酔(全身麻酔、区域麻酔、局所麻酔のいずれか)をかけ、腹部に小切開を施し、左右の卵管の一部を切除し、結紮する外科手術。腹腔鏡下手術麻酔を行った後、腹部(へその直下)を小切開して腹腔鏡を挿入し、卵管結紮術(卵管を切断し、切った端を縛る)や電気焼灼術(電流により熱を生じさせ、組織の切開や凝固を行う)が行われる。子宮鏡手術局所麻酔(鎮静薬を併用する場合もある)をかけ、腟から子宮鏡(柔軟な管状の機器)を挿入し、子宮を経由して卵管内まで到達させ、コイルで電気的に焼灼し、卵管内に瘢痕組織を形成させ、卵管を塞ぐ手術。切開は不要。帝王切開及び普通分娩直後に行うことも可能。永久避妊を望む成人女性に向く。ごく稀に、卵管がつながって妊娠することもある(PI:0.5)。母体保護法に基づいて行われるため、基本的に子供が複数いて配偶者(事実婚を含む)の同意がある既婚女性、または、妊娠・出産が生命に危険を及ぼす持病があり避妊に確実を期す女性でなければいけない。未婚で不妊手術を受けた者は、結婚に際して配偶者にその旨を告げる義務がある。子宮摘除術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 08:59 UTC 版)
「不妊手術」の記事における「卵管結紮術・電気焼灼術小開腹手術麻酔(全身麻酔、区域麻酔、局所麻酔のいずれか)をかけ、腹部に小切開を施し、左右の卵管の一部を切除し、結紮する外科手術。腹腔鏡下手術麻酔を行った後、腹部(へその直下)を小切開して腹腔鏡を挿入し、卵管結紮術(卵管を切断し、切った端を縛る)や電気焼灼術(電流により熱を生じさせ、組織の切開や凝固を行う)が行われる。子宮鏡手術局所麻酔(鎮静薬を併用する場合もある)をかけ、腟から子宮鏡(柔軟な管状の機器)を挿入し、子宮を経由して卵管内まで到達させ、コイルで電気的に焼灼し、卵管内に瘢痕組織を形成させ、卵管を塞ぐ手術。切開は不要。帝王切開及び普通分娩直後に行うことも可能。永久避妊を望む成人女性に向く。ごく稀に、卵管がつながって妊娠することもある(PI:0.5)。母体保護法に基づいて行われるため、基本的に子供が複数いて配偶者(事実婚を含む)の同意がある既婚女性、または、妊娠・出産が生命に危険を及ぼす持病があり避妊に確実を期す女性でなければいけない。未婚で不妊手術を受けた者は、結婚に際して配偶者にその旨を告げる義務がある。子宮摘除術」の解説
結果的に避妊効果があるが、通常、避妊手術としてではなく、病気の治療のために行われる。ただし、日本では、強制不妊手術が実施されていた時代(1996年に優生保護法が母体保護法へ改正されるまで)、子宮を摘出する事例が存在した。
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「卵管結紮術・電気焼灼術小開腹手術麻酔(全身麻酔、区域麻酔、局所麻酔のいずれか)をかけ、腹部に小切開を施し、左右の卵管の一部を切除し、結紮する外科手術。腹腔鏡下手術麻酔を行った後、腹部(へその直下)を小切開して腹腔鏡を挿入し、卵管結紮術(卵管を切断し、切った端を縛る)や電気焼灼術(電流により熱を生じさせ、組織の切開や凝固を行う)が行われる。子宮鏡手術局所麻酔(鎮静薬を併用する場合もある)をかけ、腟から子宮鏡(柔軟な管状の機器)を挿入し、子宮を経由して卵管内まで到達させ、コイルで電気的に焼灼し、卵管内に瘢痕組織を形成させ、卵管を塞ぐ手術。切開は不要。帝王切開及び普通分娩直後に行うことも可能。永久避妊を望む成人女性に向く。ごく稀に、卵管がつながって妊娠することもある(PI:0.5)。母体保護法に基づいて行われるため、基本的に子供が複数いて配偶者(事実婚を含む)の同意がある既婚女性、または、妊娠・出産が生命に危険を及ぼす持病があり避妊に確実を期す女性でなければいけない。未婚で不妊手術を受けた者は、結婚に際して配偶者にその旨を告げる義務がある。子宮摘除術」を含む「不妊手術」の記事については、「不妊手術」の概要を参照ください。
- 卵管結紮術・電気焼灼術小開腹手術麻酔をかけ、腹部に小切開を施し、左右の卵管の一部を切除し、結紮する外科手術。腹腔鏡下手術麻酔を行った後、腹部を小切開して腹腔鏡を挿入し、卵管結紮術や電気焼灼術が行われる。子宮鏡手術局所麻酔をかけ、腟から子宮鏡を挿入し、子宮を経由して卵管内まで到達させ、コイルで電気的に焼灼し、卵管内に瘢痕組織を形成させ、卵管を塞ぐ手術。切開は不要。帝王切開及び普通分娩直後に行うことも可能。永久避妊を望む成人女性に向く。ごく稀に、卵管がつながって妊娠することもある。母体保護法に基づいて行われるため、基本的に子供が複数いて配偶者の同意がある既婚女性、または、妊娠・出産が生命に危険を及ぼす持病があり避妊に確実を期す女性でなければいけない。未婚で不妊手術を受けた者は、結婚に際して配偶者にその旨を告げる義務がある。子宮摘除術のページへのリンク