南海電鉄男里川橋梁列車脱線転落事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 23:16 UTC 版)
「日本の鉄道事故 (1950年から1999年)」の記事における「南海電鉄男里川橋梁列車脱線転落事故」の解説
1967年(昭和42年)4月1日 大阪府泉南郡泉南町(現・泉南市)の南海電気鉄道南海本線「樽井9号踏切」で、難波発和歌山市行き下り急行電車(11001系電車5両編成)が、大型車に対する通行規制はないものの狭い同踏切に進入しエンストした大型トラックの立ち往生に気付き非常ブレーキをかけたものの間に合わず衝突し脱線転覆。男里川橋梁から1・2両目が5m下の男里川の河原に転落し乗客5名が死亡、208名が重軽傷を負った。 事故後に運転士が自分の長男を乗務員室内に入れて運転を行っていた上に、非常ブレーキ操作後に乗客を避難させることを優先せずに、長男を抱いて乗務員室から脱出したことが発覚したため、同社の安全に対する姿勢が問われる結果となった。当時、子供に気を取られたのではないかとしていた報道もあった。
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