南北戦争下のアメリカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 17:45 UTC 版)
「ヴィルヘルム・ハイネ」の記事における「南北戦争下のアメリカ」の解説
米国に帰国したハイネは「フォーティーエイターズ(英語版)」(1848年革命に身を置いた経験を持つ自由思想家たち)のひとりとして活動した。南北戦争中(1861年 - 1865年)には、北軍のポトマック軍に工兵大尉(engineer captain)として参加した。ハイネは測量と地図作製に従事したが、彼の描いた絵が北軍の防備についてあまりにも多くの情報を扱っているとして逮捕・告発された。ハイネは「軍務に適さない」とされ、名誉除隊となった。 1864年、彼はその代表作である、東洋旅行についての大著 Eine Weltreise um die nördliche Hemisphare in Verbindung mit der Ostasiatischen Expedition in den Jahren 1860 und 1861 (ライプツィヒ、2巻本)を出版した。その後彼は大佐として北軍に復帰した。1865年、彼は准将に進んだが、まもなく再び不従順の罪に問われた。ハイネは、短期間ながらパリとリバプールで米国領事館の事務官(奥正敬によれば領事)として勤務している。
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