劉表一門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 21:54 UTC 版)
劉表景升(りゅうひょう けいしょう) 声 - 岸野一彦 初登場は第三十一話「凶馬 決死の渡河」。荊州の牧。妻は蔡夫人。重臣には、蔡瑁や蒯越など。 曹操に追われた劉備を受け入れ、死に臨んで劉備に荊州を譲ろうとしたが、劉備に断られ劉琦に後をつがせようとする。しかし、蔡瑁の謀略によって後を継いだのは劉琦の弟の劉琮となり、彼は戦わずして曹操に降伏した。 蔡夫人 声 - 石井直子 初登場は第三十一話「凶馬 決死の渡河」。劉表の後妻で、二男・劉琮の生母。蔡瑁の姉。 実子・劉琮を荊州の牧にする野心を抱いており、継子・劉琦を支持する劉備を排斥しようと企む。 原作では「蔡瑁の妹」だったが、本作では「蔡瑁の姉」へと改められている。さらには、彼女が劉備を陥れる策を考案し、それを蔡瑁が実行するという役割分担となっている。 本作では、曹操による荊州占領後からは登場しなくなる。ただし、劉琦が「劉琮が謀殺された」と推測する場面があるので、彼女も息子とともに命を落としたと思われる。 蔡瑁徳珪(さいぼう とくけい) 声 - 橋本晃一 初登場は第三十一話「凶馬 決死の渡河」。荊州の侍大将。蔡夫人の弟。 新参者である劉備が重用されることを嫌い、姉の指示を受けて劉備を排斥しようと画策する。なお、原作では「蔡夫人の兄」だったが、アニメ版では「蔡夫人の弟」に改められており、蔡夫人に従属している印象が強い。 曹操による荊州占領後は、水軍の将としての経験を買われ、水軍都督に抜擢される。水軍の将としては有能な部類らしく、周瑜をも唸らせる水上大要塞を建造した。そのことで周瑜に警戒され、「孫権軍への内通者」としての濡れ衣を着せられる。曹操が周瑜の謀略に気づいたときには既に処刑された後だという皮肉な最期を遂げた。
※この「劉表一門」の解説は、「横山光輝 三国志」の解説の一部です。
「劉表一門」を含む「横山光輝 三国志」の記事については、「横山光輝 三国志」の概要を参照ください。
- 劉表一門のページへのリンク