制度の実態と終焉とは? わかりやすく解説

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制度の実態と終焉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/02 04:48 UTC 版)

幹部候補生 (日本軍)」の記事における「制度の実態と終焉」の解説

特甲幹第1期のうち1944年10月採用された者は上述勅令により約1年集合教育予定していたが、戦局の悪化により10か月短縮し階級当初6か月後の予定早め1945年3月軍曹進んだその後さらに集合教育期間短縮がされ、最終的に採用から8か月後の1945年6月各地陸軍予備士官学校卒業し卒業と同時曹長階級進み見習士官となり、将校勤務命じられた。これは本土防衛新兵計画による、いわゆる根こそぎ動員とされる大量部隊編成にともなう指揮官補充必要によるものである。第1期1945年1月採用された者は5か月後の同年6月軍曹階級進み集合教育同年9月までを予定していた。 1945年8月太平洋戦争終戦となり、8月18日大陸命第1385号により特甲幹の修業中止された。すでに見習士官として部隊将校勤務をしていた第1期前年10月採用者8月19日陸人電第6541号「従前規定ニ拘ラズ八月十九日現在見習士官タル者ハ八月二十日任官発令差支ナシ」にもとづき少尉任官が可能となった第1期1945年1月採用者ならびに第2期第3期軍曹または伍長階級のまま集合教育期間であった

※この「制度の実態と終焉」の解説は、「幹部候補生 (日本軍)」の解説の一部です。
「制度の実態と終焉」を含む「幹部候補生 (日本軍)」の記事については、「幹部候補生 (日本軍)」の概要を参照ください。

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