初期収録の物語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/12 14:15 UTC 版)
妖尼公 北条政子と畠山重忠との交わりと破局を描く。源頼朝の力量を曹操と比較、晋の司馬氏を執権北条氏に例えている。 月の前 頼朝が西行と月見をし、藤原家に伝わる歌道や政道の極意を尋ねる。 剣の舞 頼朝が静御前に舞を所望するが、その内容は中国の故事にちなむもので頼朝は感服する。 楠公雨夜かたり 楠木正成が「猿蟹合戦」を南北朝の動乱に准えて語る。 背振翁伝 茶を擬人化し、葉を姓とする2人の兄弟にたとえ、日本の茶に 抹茶と煎茶に分かれる二つの流れがあったことを物語にしている。
※この「初期収録の物語」の解説は、「春雨物語」の解説の一部です。
「初期収録の物語」を含む「春雨物語」の記事については、「春雨物語」の概要を参照ください。
- 初期収録の物語のページへのリンク