出禁のモグラ
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出禁のモグラ | |
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ジャンル | ダーク・ファンタジー ブラック・コメディ |
漫画 | |
作者 | 江口夏実 |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | モーニング |
レーベル | モーニングKC |
発表号 | 2021年19号 - |
発表期間 | 2021年4月8日[1] - |
巻数 | 既刊11巻(2025年8月21日現在) |
アニメ | |
原作 | 江口夏実 |
監督 | 石踊宏 |
シリーズ構成 | 藤田伸三 |
脚本 | 藤田伸三 |
キャラクターデザイン | たなべようこ |
音楽 | 長谷川智樹 |
アニメーション制作 | ブレインズ・ベース |
製作 | 「出禁のモグラ」製作委員会 |
放送局 | TOKYO MXほか |
放送期間 | 2025年7月7日 - 9月22日 |
話数 | 全12話 |
ラジオ:出禁のモグラジオ | |
放送期間 | 2025年7月6日 - 9月28日 |
放送局 | 文化放送 |
放送時間 | 30分 |
放送回数 | 全5回 |
放送形式 | 録音 |
パーソナリティ | 大河元気、藤井ゆきよ |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
『出禁のモグラ』(できんのモグラ)は、江口夏実による日本の漫画作品。『モーニング』(講談社)にて、2021年19号から隔号で連載中[1]。現代の下町を舞台にあの世から出禁をくらっている男・モグラを中心に非日常な物語が描かれる[2]。
2025年7月時点で累計部数は100万部を突破している[3]。
メディアミックスとして、2025年7月から9月までテレビアニメが放送された[4]。
あらすじ
大学生の真木と八重子はある夜、上空から落ちてきた広辞苑に頭をぶつけて大怪我をした男・モグラと出会う。逃走したモグラを追いかけた二人は抽斗通りに導かれる。モグラは自分の身の上を明かし、協力してほしいと頼む。幽霊が見えるようになった真木と八重子はモグラと共に様々な怪現象に巻き込まれていく。
以下は1巻以降に複数回(2話以上)に渡る長編のあらすじのみ記載。
マギーくん編(2巻9話 - 12話)
真木がバイトする100円ショップで幽霊騒動が起こる。真木はモグラに相談し、猫附父子が出動。店には人間の幽霊の他、レッサーパンダのマギーくんが怯えていた。真木がマギーくんを庇うと、マギーくんは真木に取り憑き一体化してしまう。
姉妹編(2巻13話 - 17話)
真木は弟の梅晴から女友達のミヤの家で経験した出来事を相談される。モグラは真木家に赴き、ミヤは姉の麻耶を亡くしたあと伯父の言葉に傷ついていたと聞き、病院に走る。幽霊の麻耶は入院して衰弱していた伯父を取り殺そうとするが、モグラは鬼火で伯父を蘇生させ、麻耶を説得して成仏させる。
猫附夫人の占い編(3巻18話 - 21話)
ある日の下校中、詩魚は梗史郎につきまとい猫附家を訪れる。そこには偶然モグラもいた。梗史郎の母・杏子は来客を歓迎する。そこへ良家の主婦・小野坂咲良子が飛び込み、パニック状態で杏子に占ってほしいと迫る。梗史郎は桜良子に憑いた霊を祓い、モグラは家族に我慢をしていないかと問う。猫附家に残っていた麻耶は桜良子に取り憑き、帰宅した彼女の口を借りて夫や両親への不満をぶちまけさせる。初めて本音を口にした桜良子は平静を取り戻す。
島編(3巻22話 - 4巻35話)
民俗学のレポートに悩んでいた真木は八重子から故郷の島の人魚祭りを勧められる。真木はモグラや猫附一家と島に渡る。モグラたちは海で巨大な「人魚様」の霊を目撃。八重子は幼馴染の森の様子が一変していることに驚く。森は島を支配する鮫島一族に村八分にされ狂言自殺を繰り返していた。モグラは鮫島を脅しつけ、人魚様は猫附のイケブクロとナベシマに食べられる。モグラはかつて戦地で出会った八重子の曽祖父・雄八に再会し、戦国時代にもこの島に来たことを思い出す。
呪いのゲーム編(5巻37話 - 6巻50話)
Vtuber毒繭アケロンティアの生配信でゲーム「ブーギークラッシュ」の怪現象を聞いたモグラたちはさっそくゲームをプレイするが夢の中でゲームの世界に閉じ込められてしまう。ゲームをクリアするまでゲームの夢から逃れられない。モグラたちは上京していた森と共にゲームクリアを目指す。怪現象を起こしていたのは早逝したゲーム開発者アツシだったが、看守の浮雲の介入で全員現実世界に戻される。
閑話 猫附ゼミ合宿(6巻51話 - 53話)
閑話 詩魚ちゃん夏休みの宿題する(7巻54話 - 55話)
夏祭り編(7巻56話 - 8巻66話)
抽斗通りを訪れた真木はお化けの祭りに迷い込み、狐に銀行預金を抜かれてしまう。モグラは金を取り戻すため狐に大勝負を挑む。勝利したモグラは狐をクダギツネにしようとするが、銭と名乗る少女が名乗り出てモグラと契約する。
秋閑話 文化祭(8巻67話 - 68話)
ワンダーランド編(8巻69話 - 10巻86話)
詩魚は少女の幽霊・川上フユミに憑かれて自宅の犬飼ビルに帰宅する。異変に気づいたモグラたちが駆けつけるとフユミの霊はビル全体を「不思議の国のアリス」のような幻影で覆ってしまう。モグラたちはビルを昇りフユミの過去を解きほぐす。フユミの分霊はガス爆発を起こし、モグラの体は吹き飛ぶが、御霊が「オオカムヅミの弓」として降臨し、浄化の矢を放つ。その後モグラは他人の体を借りて復活。加勢した銭の幻術でフユミは過去の呪縛を拒否し成仏する。その後、抽斗通りを訪ねた真木は、浮雲がモグラの遺体を埋葬している現場に遭遇して戦慄する。
閑話クリスマス-正月(10巻87話 - 89話)
年の瀬も押し迫ってきた12月、モグラたちは犬飼家のクリスマスパーティに招待される。張り切ってプレゼントなどを用意するも肝心の礼服がないことを思いだし、サンタやトナカイに扮したバイトスタッフとして参加したが、恩返しに拘る犬飼父よりスーツ一式を贈られる。
正月となり、元日が誕生日という詩魚が餅つきを始めて、モグラも珍しく賑やかな正月を迎える。
厄病神編(11巻90話-98話)
七草粥の材料を買ったモグラ、真木、八重子、詩魚は、猫附家がお詣りした神社に立ち寄る。そこは祓うこともできなくなった霊を「鵺」として祀り封印している神社で、神主の取次弁天は、モグラが50年前から滞納している玉串料を払えと迫り抽斗通りについてくる。その時、モグラが関わった八重子の島、犬飼ビル、ブーギークラッシュで不審な黒い影が現れ、猫附家に封印された狸の置物と合体して動き出す。狸は浮雲が埋めたモグラの遺体を食べて「厄病神」としてこの世に復活する。浮雲はモグラと厄病神の因縁、取次弁天はモグラが自分に負い目を感じている理由を明かす。厄病神は早速悪行を働き始め、モグラは落ち込むが、真木たちは、モグラのおかげで救われた人たちがいると励ます。
登場人物
声の項はテレビアニメ版の声優。
- モグラ / 百暗 桃弓木(もぐら ももゆき)
- 声 - 中村悠一[4]
- 年齢不詳の男性。自称「仙人」。普通の人間には見えない抽斗通りの銭湯「もぐら湯」を住処としている。黒いパーカーの上に青い縞模様の筒袖の着物を着て、裾を尻ぱしょりにした姿で暮らす。あの世から出禁をくらっており[5]「帰るために」あの世へ導く明かりとなる鬼火をカンテラに集めている。本人によれば自分の魂の中に持つ「灯」をお天道さんに剥奪されているため、幽霊になってもあの世に行けず迷うことになるという[6]。昭和の初期に戸籍を取ったことで徴兵されたため、現在は住民票を取っていない。そのため身分証明がいる正業に就くことが出来ないが、手先が器用で各種物品の修理や物の製作で収入を得ている。脚力も中々高く、自転車で70km/h出せる。
- 普段は真木や猫附家にたかることを躊躇しない図々しさだが、嘘を吐いたり他人が不幸になるのが大嫌いで、真木曰く「気味が悪い」と評されるレベルのお人好し、取次弁天には割り切りができないのだと指摘される。浮雲によれば、かつては「オオカムヅミの弓」とも呼ばれる神だったが、今は神でなくなったため、供え物である酒は呑めず、鏡餅など神前に供えた物も食えない。真の姿で放つ弓矢は怨霊を祓う力を持つ。
- 真木 栗顕(まぎ くりあき)
- 声 - 大河元気[7]、吉川りり(幼少期)
- 21歳。八目大学文芸学科3年生。ボサボサ髪に眼鏡の冴えない大学生。いわゆる「陰キャ」だが児童文学論のゼミ長を押し付けられている。大怪我をしたモグラを放置できずに関わってから幽霊が見えるようになり、モグラの協力者となる。理路を立てて考えるたちで、モグラの人ならぬ奇妙さに気付いていく。
- 桐原 八重子(きりはら やえこ)
- 声 - 藤井ゆきよ[7]
- 20歳。真木と同じ大学の同級生。真木と一緒にモグラに遭遇して以来、真木と行動することが多い。小柄で大人っぽくない体型がコンプレックス。曽祖父が戦地でモグラに命を救われている。レッサーパンダ好きで「ブーギークラッシュ」のぶすくれレッサーのグッズを身に着けている。人魚の伝説がある離島出身。
- 犬飼 詩魚(いぬかい しお)
- 声 - 藤田茜[7]
- 高校1年生。八重子と同じ喫茶店でバイトしている。八重子も羨む巨乳の美少女だが、大食いで筋力体力に優れている。勉強は苦手。霊に憑かれやすい体質だが、ずばぬけた健康体で霊障をはね返してしまうため、本人は気づいていない。またモグラと知り合っても霊を見ることができない。実家はフィットネスジムや警備会社を運営しており、家族そろってフィジカルエリート。動物好きで、犬とオウムとザリガニを飼っており、ナベシマとイケブクロが見えないことを残念がっている。
- 猫附 梗史郎(ねこづく きょうしろう)
- 声 - 村瀬歩[9]
-
高校3年生。詩魚と同じ高校に通う。祓い屋見習い。化け猫「ナベシマ」に憑かれており、ナベシマをあやつってお祓いをしている。猫附家は代々当主が化け猫憑きで、化け猫に栄養を取られるため基本的に虚弱で痩せっぽち。自分の一族が「モグラへの依存」で存続していることには苛立っており、寿命に関わること以外は自分で何とかしたいと考えている。
- ナベシマ
- 声 - 村瀬歩
- 梗史郎に憑く化け猫(♂)。悪霊を補食する。「自身がカッコイイ」のが行動原理。気難しく自身が目立たないとヘソを曲げる。胴が異様に長く伸び、離れた場所まで伸びることで見聞きした情報を梗史郎に伝えることもできる。
- 猫附 藤史郎(ねこづく とうしろう)
- 声 - 武内駿輔[9]
-
梗史郎の父親。幻想小説作家で、八目大学の幻想文学論の教授。真木のゼミの顧問。代々化け猫憑きの猫附家の現当主で、家業として祓い屋を営む。化け猫「イケブクロ」憑き。曾祖父の桜史郎(後述)との関係から猫附家とモグラは浅からぬ縁があり、彼もモグラと腐れ縁に近い形で旧知である。彼もイケブクロに栄養を取られていて痩せているが、それを補う意味からかなりの大食い。1982年生まれの39歳[10]。
- イケブクロ
- 声 - 武内駿輔
- 藤史郎に憑く化け猫(♀)。体形はナベシマよりも丸っこい。オンライン授業のカメラをのぞき込んだり、写真に写りこんだりとフリーダムな振る舞いをする。ナベシマ同様に悪霊を補食するが行動原理は食欲。藤史郎が食べたものは自分も味わえるため、豪華な食事の約束が起爆剤になる。
- 猫附 杏子(ねこづく きょうこ)
- 声 - 種﨑敦美[9]
- 藤史郎の妻[11]で梗史郎の母親。37歳。いつも明るく朗らかで、夫と息子に惜しみない愛情を注いでいる。モグラと関わっても霊感は全くないが、対面した人の未来らしき映像が閃くように視えることがある。常に栄養やカロリーが足りない夫や息子のために日々特盛の弁当や巨大なお菓子を作っている。
- 浮雲(うきぐも)
- 声 - 庄司宇芽香
- 抽斗通りで駄菓子屋「ぎろちん本舗」を経営する謎の美女。いつも穏やかに微笑んでいるが、ほとんど口をきかない。ゲーマーで駄菓子屋にも色々なゲームを入れている。実はモグラの「看守」であり、モグラを「囚人様(めしうどさま)」と呼ぶ。彼の危機(厳密には「この世で生きている」というモグラの刑を阻害する状況)には駆けつけ看守として介入する。モグラの肉体が破壊された際にはカンテラなどの持ち物と共に回収し、持ち物は整えた上で蘇生したモグラに届ける。遺体は49日供養した後に埋葬している。
- 「もぐら湯」も彼女の管理下でモグラに一室貸しているだけなのだが、2階を作業場として利用されている[12]。
- 森 奏芽(もり かなめ)
- 声 - 寺島惇太
- 八重子の高校時代の同級生。高校時代は美少年だったが、八重子がモグラたちと帰省したときは、父親が島を支配する一家の機嫌を損ねたことで、悪評を流され追い詰められて引きこもりになり、太っていた。モグラたちによって解決したのちにダイエットを達成して上京する。凄腕のゲーマーで「ブーギークラッシュ」の上位ランカー。推しのVチューバーは毒繭アケロンティア。モグラの紹介で見つけた事故物件にアケさんと一緒に暮らし、八重子のバイト先では女装して働く様になる[13]。
- 毒繭アケロンティア(どくまゆ - )
-
バーチャルYouTuber。キャラクターのモチーフはアケロンティアステュクス(メンガタスズメ)。通称アケさん。珍しい見た目とホラーゲームの実況などでコアな人気がある。「ブーギークラッシュ」の事件でモグラたちを助けた縁で、森の事故物件のアパートで幽霊除けを交換条件にして森のパソコンに住みついた[13]。
- 熊谷 誠治(くまがい せいじ)
- アケロンティアの中の人。48歳で亡くなった中年男性の幽霊。妻子を残して病死したあと、他人の使われていないパソコンに入り込んでVチューバーとして活動していたが、上記の事情で森のアパートに移った[14]。生前の仕事の知識を活かし、ハッカーのような情報収集でモグラたちに協力する。
- 銭(ぜぜ)
- 妖狐の少女。オバケの集まる祭りで知り合い、モグラが入手した「クダ(管)」と契約して管狐となる。手のかかる子供だったため両親に捨てられ、親族の家で出会った「保護責任者」と呼ぶ狐に育てられた過去がある。保護責任者曰く、近年では珍しいオバケ向きな性格。保護責任者の上司(名前を聞けば大抵のヤツは知ってる大物)からも英才教育を受けている。
その他の人物
- 藤村 優一(ふじむら ゆういち)
- 声 - 中村源太
- 第1話でモグラの頭に落下した広辞苑の持ち主。真木や八重子と同じゼミを取っている学生。文系なのに脳筋で陽キャ。本人に悪気はないが声が大きく押しが強いため、真木は苦手としている。健康体で霊障を受けない体質だが、担当教授の藤史郎のことは尊敬している。
- 神沼 清助(かみぬま きよすけ)
- 声 - マフィア梶田[8]
- 真木がバイトしている100円ショップチェーン「100エンHOME八目店」の店長。43歳。スキンヘッドで渾名は「スケキヨ」。万引きに悩み、本社総務課の同期「金田」とのやりとりでたびたび激昂している苦労人。
- 猫附 桜史郎(ねこづく おうしろう)
- 声 - 堀江瞬
- 藤史郎の曾祖父(梗史郎にとっては高祖父)。故人。戦時中(当時23歳)にモグラと知り合い、雄八達を助けるのを見て、化け猫憑きの家系でことさら虚弱な息子(当時1歳だった藤史郎の祖父)を助けてもらう代わりに「(モグラの頼みなら)何でもする」と誓約してしまい、現在の関りの切っ掛けとなっている。なお、一族の当主は代々長生きは出来ないこともあって結婚が早い。桜史郎自身も30まで生きられるか危ぶんでいたが、モグラの助けで幾分かの延命を行い「それまでの当主」よりは長生きした。
- 桐原 雄八(きりはら ゆうはち)
- 声 - 長崎孝彦(3話)、上田燿司(8話)、山元聖也(青年期)
- 八重子の曾祖父。戦時中に徴兵され、南方戦線で重傷を負って死にかけたが、モグラに鬼火をつけた果物を食べさせられ生き延びた。モグラに再会したときは97歳で認知症気味だったため思い出せなかったが、島を去るモグラに渡した手紙には霊が見えるようになったことと感謝の言葉を綴った。
- なお、雄八自身は筆が苦手だが、父親(八重子の高祖父)が残した覚え書きは鮫島家の改竄を暴く手がかりとなった。
- 真木 梅晴(まぎ うめはる)
- 声 - 永野由祐、塙真奈美(幼少期)
- 真木の3つ下の弟で高校3年生。梗史郎のクラスメイト。兄と正反対の要領の良い陽キャで、女子との交友関係は広い。巨乳好きで巨乳であれば他の部分にはそこまで拘らないなど、八重子からはゲス認定される。
- 美耶(ミヤ)
- 声 - 寺崎裕香
- 梅晴の彼女。巨乳。父親似のヒラメ顔だが愛嬌はあり、梅晴いわく「めっちゃエロい」。
- 姉の麻耶は既に亡くなっているが、姉の葬式の時に伯父に言われた心ないひと言がトラウマになり、また両親も綺麗な姉が生きていた方が良かったと、未だに姉が重荷になっていた。反面トラウマに向き合い、再会した麻耶の霊にトラウマの件を「笑っちゃうよね」と言えたことでその気持ちを和らげた。
- ナレーション
- 声 - バロン山崎
各編ゲストキャラクター
- 麻耶(マヤ)
- 声 - 愛美
- 姉妹編に登場。梅晴の彼女の1人「美耶(ミヤ)」の年子の姉。父親似の妹に対して母親似の美形。8歳の頃に事故で亡くなったが、伯父の心無い一言[注 1]に妹が傷ついたことを恨み、復讐するためこの世に幽霊として残っていた。モグラによって伯父への罪を犯さずに済んだため、成仏できるようになったが、お礼がしたいと猫附家に立ち寄り、桜良子の手助けをした。
- 小野坂 桜良子(このさか さくらこ)
- 声 - 豊崎愛生
- 猫附家の近所に住む女性。所謂「良家の奥様」だが、夫や実の両親からのモラハラを受け続け、さらに質の悪い霊たち[注 2]とラッコの霊に憑りつかれていた。一時は新興宗教に入っていたが、杏子の予知で交通事故を避けられてからは、杏子に占ってほしいと何度もせがむようになっていた。モグラたちの手助けによって霊を祓われ、マヤによって溜め込んだ鬱憤を吐き出したことで落ち着く。
- 南無ちゃん(なむちゃん)
- 桜良子に憑いていたラッコの霊(♀)。貝や石ではなく数珠を持っている。五目水族館で飼育されていたが死んだ後、桜良子に憑き、彼女の頭痛の原因になっていた。梗史郎にナベシマをけしかけられるといち早く逃げのびる。その後はスケキヨ店長に憑いている。6巻オマケによると、店長の影響を受けて活動は沈静化。真木いわく「企業戦士の顔」となっていて、頭ではなく肩を叩くなど、店長の体調維持・回復に一役買っている。クリスマスにはバイトのシフトも折り合わず、1人勤務を続けるスケキヨ店長の頭を撫でていた。
- 鮫島サチ(さめじま さち)
- 声 - 小林優子、塙真奈美(青年期)
- 島編に登場。八重子の故郷である離島のトップに立つ鮫島家の当主。92歳。
- 息子の鯉太郎を表に立たせて島を裏から支配している。島を食い物にしようとする島外の企業と渡り合ってきた女傑で鋭い観察眼と洞察力、自分達の安寧を脅かす可能性がある者には容赦しない冷酷さを併せ持つ。気に入らない島民を排除し続け、その犠牲者が「人魚」を肥大化させた。また八重子の友人の森を排除しようとしたことが結果的に支配の破綻に繋がった。
- 元々は一人娘で家業を継ぐのを目指していたが、両親からは認められず努力は生意気だと三度も見合いに失敗。そんな逆境に1人立ち向かった結果が島の支配者となった切っ掛けだった。
- 鮫島鯉太郎(さめじま こいたろう)
- 声 - 家中宏
- サチの息子。58歳。
- 島の大地主で鮫島海産の社長。温厚な好々爺として振る舞っているが実は重度のマザコン、良くも悪くも当主つまり母親のアバターの役割を全うし、母親の言いなりになっている。母に妻と離婚させられても気にせず、今度は若い娘を娶ろうと考えている。
- 本来は切れ者で武道の心得もあり潜在能力は高い、モグラ曰く「乳離れさえしていれば好い男」だが、理解を超えたモグラに対し一方的な理屈で害そうとしてカンテラで殴られ、その影響で人魚様が見えるようになって混乱する。
- 一時幼児退行したものの、最後まで失脚したサチの味方でいた。その後幾分か回復し、家族の安寧のために「蛇」についてモグラに聞き、恨み言を吐きつつ、「今」が悪いと思ってはいないと語った。
- 鮫島鮋依(さめじま ゆい)
- 声 - 諸星すみれ
- サチの曾孫で、八重子と森の同級生。
- サチから帝王学を叩き込まれ将来を期待される程に優秀だが、サチの冷酷さも受け継いでおり、家族以外の人間を見下している。サチ命名「人の彼氏も取れちゃう成功率120%ハイパーピチピチ魔性コスチューム」(別名・清純プリンセス☆バトルスーツ)で着飾って男達を手玉に取ってきた魔性の女で、モグラに興味を持って近づく。
- 八重子の友人の森を疎ましく思い、悪い噂を広めて彼を自殺する寸前にまで追い込んだ。杏子から島を出て見聞を広める事を進められるが断り、論戦を繰り広げるも完敗。落ち込んでいたところを人魚の残留思念に捕まって海に引きずり込まれるが詩魚に助けられた。
- ポチ1,ポチ2
- 声 - 中西雷人(ポチ1)、田中光(ポチ2)
- 鮫島家の使用人。鮋依に献身的に仕えている。2人ともM属性らしく、S属性の女王様として振る舞う鮋依を想像して大興奮した。
- 11巻おまけによると対照的に「勉強の出来るヤツ」と「勉強出来ないヤツ」だが、知り合ったことが切っ掛けでカチリと嵌まったコンビ。
- 川上フユミ(かわじょう ふゆみ)
- ワンダーランド編に登場。1994年(平成6年)10歳で自宅二階から転落して死亡している。生前は暴君の父親に虐待され、母親がDVを受ける機能不全家庭に育つ。転落したのも父親が八つ当たりで「飛び降りろ」と叱ったため。その後、両親とも亡くなり、幽霊としてこの世をさまよっていたが、モグラたちに介入されたため幻覚のワンダーランドを作り出してしまう。最終的に過去への執着を拒否して一家そろってイケブクロに食べられ成仏した。
- 取次弁天(とりつぎべんてん)
- 厄病神編に登場。祓うことも出来なくなった霊の成れの果て「鵺」を封印する神社の神主を務める女性。取次と言うようにこれは神主として役職名のようなもので女性だから「弁天(男性なら「大黒」)」。
- 彼女を含めた歴代神主は霊となって封印を強化する義務があり、突発的に封印する対象が増えた場合、現役の神主も死んで封印に加わる。そのことが(暗に「いざと言うと時には死んでくれ」と要求するから)モグラが玉串料を納めたがらない理由。
- 厄病神(やくびょうがみ)
- 猫附家の敷地内で狸の像に閉じ込められていた存在。元々はモグラと対になる「ヨモツオオカミの剣」と呼ばれる神でイザナミの呪いに従い、自在に姿を変える能力を駆使し、1日千人の命を奪っていたが、身内の死に怯え哀しむ人々を哀れに思ったオオカムヅミの弓時代のモグラに倒されて力を失い、現在は「残り滓」と言われるほど弱体化している。それでも、この世の歪みを後押しするため に死霊を操って度々霊騒動を起こしており、50年ほど前に四国で起こした騒動で狸の像に閉じ込められた。
- 身動きが取れなくなってからも、霊を扇動して味方を増やし、それらの霊から力を得ていた。ワンダーランド編で破壊されたモグラの肉体[注 3]を狙って猫附家を飛び出し、その肉を喰って実体を得ると、外見を自由に変える能力で悪行に及ぶ[注 4]。
- 作中登場当初は封印された狸の(像の)姿で、人魚の島の蛇(の姿に固まった霊)とブーギークラッシュの虎、フユミの事件のビルの猿を食い、鵺の状態になり、前記の通りモグラの肉体を食べ復活、虎鶫(鵺の声で囀る)の姿で飛翔する。また、酒が好きで酒瓶を常に持つ。人間に取り入る所作はモグラに学んだらしく、復活後も彼へのリスペクトを語るなど、所々に彼への執着をみせ、モグラに酷似した青年の姿へと変貌した。モグラを弓殿と呼ぶ。
用語
- 抽斗通り(ひきだしどおり)
- モグラが居住する路地。昭和レトロな商店が並んでいるが、住人はモグラと浮雲、後から加わった銭のみ。普通の人間には見えないが、モグラによれば見ていないだけで気づけば見える。モグラ曰く「あの世にも置けない奴をしまっておく抽斗」[6]。
- カンテラ
- モグラが持ち歩くカンテラ。細長いお札のような紙が貼られ、赤いロープがついている。
- 幽霊は魂の中にあの世に引かれる灯を持っており、そこから漏れたカス火を俗に鬼火という。カンテラにはカス火を貯める能力があり、モグラは多くのカス火を貯めればあの世に導く灯となると思っている。カンテラの灯は、貯まり切ればあの世へ導く「灯」になるが、一方で飲めば延命の作用がある。鬼火で怪我や病気を治したり若返(らせ)ることもできる。
- また幽霊や人に投げつける武器としても用いている。ロープも黒縄地獄の縄で「現世の武器ではそうそう斬ることは出来ない」という強度を持つ。
- モグラの肉体
- モグラはカンテラの灯で自分の怪我や病気を治せるが、肉体が生存不可能な状態まで破壊されると、御霊が死んだばかりの人間の身体に宿って蘇生する。「灯」を消費することでモグラの姿に戻ることができるが、身体年齢は30代に固定している[注 5]。
- 使用済みの遺体は浮雲がカンテラなどの持ち物と共に回収し、持ち物は整えた上で蘇生したモグラに届ける。遺体は49日供養した後に駄菓子屋の裏に埋葬している。
- オオカムヅミの弓
- かつてのモグラの姿。オオカムヅミは黄泉の国から逃げ帰ったイザナキを守った桃の木。イザナミが「一日に人間を1000人殺す」と言った呪いから厄病神「ヨモツオオカミの剣(つるぎ)」が生まれ、イザナキが「一日に1500人誕生させる」と呪い返したことで「オオカムヅミの弓」が生まれた。両者の力が拮抗して人間の数が保たれていたが、家族を失い悲しむ人間に同情してしまったオオカムヅミの弓はヨモツオオカミの剣を殺すという大罪を犯す。神々が地上から天国に移るとオオカムヅミの弓は神の資格を剥奪され、人間道以外からは出禁になる。さらに名前も「百暗(いつまでもくらやみ)」とされ人間の体で生きることになってしまった。
書誌情報
- 江口夏実 『出禁のモグラ』 講談社〈モーニングKC〉、既刊11巻(2025年8月21日現在)
- 2021年9月22日発行(同日発売[5][15])、ISBN 978-4-06-523881-3
- 2022年3月23日発行(同日発売[16])、 ISBN 978-4-06-527152-0
- 2022年9月22日発行(同日発売[17][11])、 ISBN 978-4-06-529041-5
- 2023年3月23日発行(同日発売[18])、 ISBN 978-4-06-531123-3
- 2023年8月23日発行(同日発売[19])、 ISBN 978-4-06-532543-8
- 2024年1月23日発行(同日発売[20])、 ISBN 978-4-06-534354-8
- 2024年6月21日発行(同日発売[21][22])、
ISBN 978-4-06-535724-8
- ポストカードブック付き特装版 同日発売[21][23]、 ISBN 978-4-06-535945-7
- 2024年11月21日発行(同日発売[24])、 ISBN 978-4-06-537534-1
- 2025年4月23日発行(同日発売[25])、
ISBN 978-4-06-538978-2
- 日めくりカレンダー付き特装版 同日発売[21][26]、 ISBN 978-4-06-538980-5
- 2025年7月23日発行(同日発売[27])、
ISBN 978-4-06-540076-0
- スペシャルボイスドラマCD付き特装版 同日発売[28]、 ISBN 978-4-06-540102-6
- 2025年8月22日発行(同日発売[29])、
ISBN 978-4-06-540479-9
- スペシャルボイスドラマCD付き特装版 同日発売[30]、 ISBN 978-4-06-540482-9
テレビアニメ
2025年7月から9月までTOKYO MXほかにて放送された[9]。
スタッフ
- 原作 - 江口夏実[4]
- 監督 - 石踊宏[4]
- シリーズ構成・脚本 - 藤田伸三[9]
- キャラクターデザイン - たなべようこ[4]
- クリーチャーデザイン - 澁谷一彦[9]
- プロップデザイン - 與儀有美[9]
- 美術監督 - 森尾麻紀[9]
- 色彩設計 - 福田由布子[9]
- 撮影監督 - 関谷颯人[9]
- 編集 - 池田康隆[9]
- 音響監督 - 山田陽[9]
- 音響効果 - 鋤柄務
- 音響制作 - サウンドチーム・ドンファン[9]
- 音楽 - 長谷川智樹[4]
- 音楽制作 - エイベックス・ピクチャーズ[9]
- チーフプロデューサー - 松村一人、米澤明、黒須信彦、相坂正志、金子広孝、大和田智之
- プロデューサー - 伊藤紗希、加藤寛子、桑山ゆかり、塩谷尚史、柴田滋、山岡実菜、東真央
- アニメーションプロデューサー - 小沢十光
- アニメーション制作 - ブレインズ・ベース[4]
- 製作 - 「出禁のモグラ」製作委員会[9]
主題歌
- 「神頼み」[8]
- syudouによるオープニングテーマ。作詞・作曲はsyudou、編曲は木内友軌と花井諒。
- 「喧騒 feat. Aile The Shota」[8]
- 椎乃味醂によるエンディングテーマ。作詞・作曲は椎乃味醂、編曲は椎乃味醂とAile The Shota。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 初放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | 都内某所にて | 石踊宏 | 石踊宏 | 中村与史子 | 澁谷一彦 | 2025年 7月7日 |
第2話 | 幽霊=人間 | 菱川直樹 |
|
7月14日 | ||
第3話 | 揃った人材 |
|
|
7月21日 | ||
第4話 | 狂犬とレッサーパンダの怪 | 菱川直樹 |
|
|
7月28日 | |
第5話 | 引き金 | 大畑晃一 |
|
大野薫野 | 相坂ナオキ | 8月4日 |
第6話 | 兄弟と姉妹と | 澁谷一彦 | 石踊宏 |
|
- | 8月11日 |
第7話 | 結果しか見えない罠 | 大畑晃一 | 菱川直樹 |
|
本橋秀之 | 8月18日 |
第8話 | 人魚様 | 大宙征基 |
|
|
相坂ナオキ | 8月25日 |
第9話 | 偉大な母の愛 | 大畑晃一 | ふじいたかふみ |
|
- | 9月1日 |
第10話 | 真価 | 石踊宏 |
|
|
9月8日 | |
第11話 | 人魚と化け猫 | 菱川直樹 |
|
9月15日 | ||
第12話 | 梅雨の中にて | 石踊宏 |
|
9月22日 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [32] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2025年7月7日 - 9月22日 | 月曜 22:00 - 22:30 | TOKYO MX | 東京都 | 製作参加 |
2025年7月8日 - 9月23日 | 火曜 0:00 - 0:30(月曜深夜) | BS11 | 日本全域 | 製作参加 / BS放送 / 『ANIME+』枠 |
火曜 0:30 - 1:00(月曜深夜) | サンテレビ | 兵庫県 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2025年7月6日 | 日曜 22:00 更新 | Prime Video | 地上波先行配信 |
2025年7月10日 | 木曜 22:00 更新 | 見放題配信 | |
|
レンタル配信 | ||
未発表 | 最終話放送後順次更新 |
BD
巻 | 発売日[33] | 収録話 | 規格品番 |
---|---|---|---|
1 | 2026年3月4日予定 | 第1話 - 第6話 | EYXA-14862/B |
2 | 2026年4月8日予定 | 第7話 - 第12話 | EYXA-14864 |
ラジオ
『出禁のモグラジオ』のタイトルで、2025年7月6日から9月28日まで文化放送にて放送された。全5回。
当初は全4回の予定であったが、藤田茜を迎えた第4回の収録当日の朝方に大河元気が急病のため収録が延期となる。後日、パーソナリティの2人で第4回を収録、藤田を迎えた第5回の制作が決まった[35]。
回 | ゲスト | 配信開始日 | |
---|---|---|---|
1 | 中村悠一[34](モグラ / 百暗桃弓木 役) | 2025年7月6日 | [1] |
2 | マフィア梶田[36](スケキヨ 役) | 2025年8月3日 | [2] |
3 | 村瀬歩(猫附梗史郎 役) 武内駿輔[37](猫附藤史郎 役) |
2025年8月17日 | [3] |
4 | - | 2025年8月31日 | [4] |
5 | 藤田茜[38](犬飼詩魚 役) | 2025年9月28日 | [5] |
ボイスドラマ
江口夏実がシナリオを書き下ろし、YouTubeで無料公開された。
- #01「映画の話」
- #02「スーパーヒーロー犬飼詩魚」
- #03「健康診断と猫附家」
- #04「子供の頃しか行けなかった場所」
- おまけ「コールセンター」
脚注
注釈
- ^ 「なんで可愛い姉の方が(死んだ)」と、ミヤの存在を全否定する言葉。
- ^ 100円ショップに集まり、マギーくんを呼び込んだ幽霊たち。モグラ曰く、「わざわざ心霊スポットに踏み込んで墓石や慰霊碑に蹴り入れるような連中」。
- ^ この肉体は50年前の騒ぎで死んだ鵺神社の先々代神主(現神主である弁天の祖父)であり、神であるモグラ(オオカムヅミの弓)が宿っていた肉は人外からすると垂涎モノのレア食材。
- ^ スマホを盗んだほか、少女に化けてラーメンを奢らせた元教師を殺して家や身分を乗っ取る。ただし、殺された男は買春の常習で厄病神自身は「天罰」と断じた。
- ^ それ以上若返ると燃費が悪くなるほか、生物としての本能が強く出る。
出典
- ^ a b “「鬼灯の冷徹」江口夏実がモーニングに帰還、現代下町を舞台に謎の男“モグラ”描く”. コミックナタリー. ナターシャ (2021年4月8日). 2024年12月28日閲覧。
- ^ “出禁のモグラ:「鬼灯の冷徹」江口夏実 「モーニング」で新連載 今度の舞台は“この世””. MANTANWEB. MANTAN (2021年4月8日). 2024年12月28日閲覧。
- ^ 『累計100万部を突破した人気コミックのアニメ化を記念して、限定プライズが登場! TVアニメ『出禁のモグラ』ぷちマスコット 2025年7月3日(木)より順次「ナムコ」にて展開開始!』(プレスリリース)株式会社バンダイナムコエクスペリエンス・株式会社 PR TIMES、2025年7月2日 。2025年7月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g “『出禁のモグラ』TVアニメ化決定|ティザービジュアル&ティザーPV公開! モグラ〈百暗桃弓木〉役に中村悠一さんが決定&コメント到着!”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2024年11月18日). 2024年12月28日閲覧。
- ^ a b “地獄の次に描くのはこの世とあの世のはざま?江口夏実の新作「出禁のモグラ」1巻”. コミックナタリー. ナターシャ (2021年9月22日). 2025年4月18日閲覧。
- ^ a b 第3話
- ^ a b c “「出禁のモグラ」追加キャストに大河元気、藤井ゆきよ、藤田茜 AJで試し読み冊子配布”. コミックナタリー. ナターシャ (2025年3月21日). 2025年3月22日閲覧。
- ^ a b c d “『出禁のモグラ』第2弾PVが公開! 追加声優に豊崎愛生さん、マフィア梶田さん|OPテーマはsyudouさん、EDテーマは椎乃味醂さんが担当”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2025年6月4日). 2025年6月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “アニメ『出禁のモグラ』7月7日より放送開始! 各キャラのボイスもお披露目の第1弾PVも公開”. PASH! PLUS. 主婦と生活社 (2025年4月18日). 2025年4月18日閲覧。
- ^ 2巻10話および3巻おまけ漫画
- ^ a b “『出禁のモグラ(3)』(江口 夏実)”. 講談社. 2025年4月18日閲覧。
- ^ 36話
- ^ a b 50話
- ^ 49話、50話
- ^ “『出禁のモグラ(1)』(江口 夏実)”. 講談社. 2025年4月18日閲覧。
- ^ “『出禁のモグラ(2)』(江口 夏実)”. 講談社. 2025年4月18日閲覧。
- ^ “江口夏実「出禁のモグラ」3巻発売記念、池袋の書店で“イケブクロさん”ステッカー配布”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年9月20日). 2025年4月18日閲覧。
- ^ “『出禁のモグラ(4)』(江口 夏実)”. 講談社. 2025年4月18日閲覧。
- ^ “『出禁のモグラ(5)』(江口 夏実)”. 講談社. 2025年4月18日閲覧。
- ^ “『出禁のモグラ(6)』(江口 夏実)”. 講談社. 2025年4月18日閲覧。
- ^ a b c “「出禁のモグラ」7巻にポストカードブック付き特装版、江口夏実の“落書き”を収録”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年6月21日). 2025年4月18日閲覧。
- ^ “『出禁のモグラ(7)』(江口 夏実)”. 講談社. 2025年4月18日閲覧。
- ^ “『ポストカードブック付き 出禁のモグラ(7)特装版』(江口 夏実)”. 講談社. 2025年4月18日閲覧。
- ^ “『出禁のモグラ(8)』(江口 夏実)”. 講談社. 2025年4月18日閲覧。
- ^ “『出禁のモグラ(9)』(江口 夏実)”. 講談社. 2025年4月23日閲覧。
- ^ “『日めくりカレンダー付き 出禁のモグラ(9)特装版』(江口 夏実)”. 講談社. 2025年4月23日閲覧。
- ^ “『出禁のモグラ(10)』(江口 夏実)”. 講談社. 2025年7月23日閲覧。
- ^ “『CD付き 出禁のモグラ(10)特装版』(江口 夏実)”. 講談社. 2025年7月23日閲覧。
- ^ “『出禁のモグラ(11)』(江口 夏実)”. 講談社. 2025年8月22日閲覧。
- ^ “『CD付き 出禁のモグラ(11)特装版』(江口 夏実)”. 講談社. 2025年8月22日閲覧。
- ^ a b “放送情報”. TVアニメ『出禁のモグラ』. 2025年6月28日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2022年8月5日閲覧。
- ^ “パッケージ情報”. TVアニメ『出禁のモグラ』. 2025年7月8日閲覧。
- ^ a b “【新番組】TVアニメ『出禁のモグラ』のラジオ番組が放送決定&第1回ゲスト・中村悠一さんへのメール大募集!”. 文化放送 (2025年6月20日). 2025年6月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年6月20日閲覧。
- ^ “「出禁のモグラジオ」第4回(8/31OA)について出演者変更のお知らせ | 最新情報|TVアニメ『出禁のモグラ』”. dekinnomogura.com (2025年8月30日). 2025年9月29日閲覧。
- ^ “第2回にマフィア梶田さんのゲスト出演決定&メール大募集!『出禁のモグラジオ』”. 文化放送 (2025年7月24日). 2025年7月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年7月28日閲覧。
- ^ “8月17日(日)19時30分〜放送の第3回には、村瀬歩さん&武内駿輔さんがゲストに登場!『出禁のモグラジオ』”. 文化放送 (2025年8月15日). 2025年8月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年8月17日閲覧。
- ^ “9月28日(日)19時30分〜放送の第5回には、藤田茜さんがゲストに登場!『出禁のモグラジオ』”. 文化放送 (2025年9月26日). 2025年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年9月28日閲覧。
外部リンク
- 出禁のモグラ|モーニング公式サイト - 講談社の青年漫画誌
- 「出禁のモグラ」「鬼灯の冷徹」公式 (@mogura_hozuki) - X
- TVアニメ『出禁のモグラ』
- 『出禁のモグラ』TVアニメ公式 (@dekinnomogura) - X
- 出禁のモグラのページへのリンク