写真用・映画用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/16 20:02 UTC 版)
写真専用のフィルムとしては、カラー、モノクロ共に最も多く使用されており、感度や色調など多様な種類が販売されている。日本では、富士フイルム、コダックなどによって製造または販売されている。 プロやハイアマチュアのカメラマンはリバーサルフィルムを志向することが多かった。これは、印刷用途に向いた透過原稿を得られること、発色の特性、撮影時に写真としての結果が確定する(撮影後の予期しない変化を嫌う)ことなどの理由からである。一方、プリントを得るためにはネガフィルムが最適とされている。映画の撮影用としては逆に、一部のアマチュア向け規格以外ではネガフィルムを使うのが普通であるという逆転現象が見られた(アマチュア映画ではリバーサルフィルムで撮影したものをそのまま映写機に掛ける。プロのプロセスでは、ネガで映画を撮影し、その映画を上映用するためのポジフィルムでは、リバーサル現像を行う写真用のリバーサルフィルムとは異なり、ネガ像を露光してネガ現像をすることでポジ像を得る)。
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