内国郵便
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/22 09:41 UTC 版)
日本における内国郵便の定形外郵便は、第一種郵便物で定められている定形郵便物の要件を満たさない、定形郵便物として扱えない封書、円筒形等の立体的な郵便物、第二種郵便物または第四種郵便物の大きさまたは重量の上限を超えたものである。ただし、定形外郵便物の上限を超えたものは郵便物として取り扱われないため、日本郵便のサービスとしては信書を扱うことができない荷物として差し出される。郵便料金は重量により異なり、下限が120円(50g以内)、上限が1,350円(4kg以内)となっている。 郵便オプションは速達、書留(一般または簡易)、引受時刻証明、配達証明、内容証明、特別送達、特定記録、本人限定受取、配達日指定を付加することができる。普通郵便として差し出された定形外郵便には補償はなく、郵便受けへ配達される。受取人に受領印を求めたり、内容物の保険をかける場合は差し出し時に条件に応じた郵便オプションを指定する。 レターパック、スマートレターも制度上は定形外郵便物の一種であるが、専用封筒を使うほかに一般的な郵便オプションを付加できないなどの制約がある。 郵便局で販売される「ご当地フォルムカード」のように長方形でない不定形カードタイプのはがきは、差し出すときに定形外郵便物として扱われる。2008年にグッドデザイン賞を受賞した紙飛行機型封筒セット「flying letter」も定形外郵便物として送達可能な郵便物である。 定形外普通郵便物の配達方法については「普通郵便」を参照
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