内国郵便の書留の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 09:38 UTC 版)
書留は、(内国郵便においては)「一般書留」「現金書留」「簡易書留」の3種の総称である。 「書留」は2007年の郵政民営化以前は一般書留のみを指す言葉であったが、民営化後は「書留」とは一般書留、現金書留、簡易書留の3種の総称となった。 追跡番号が付いており、引受から配達までの送達過程を書面および端末データで記録するので、郵便追跡サービスでの追跡が可能である。また、万一の毀損や紛失の場合、 損害要償額の範囲内で実損額が差出人に対して補償される。 受け取りにおいては、印章(シヤチハタでもよい)または、フルネームの署名が必要なので、必ず手渡し配達である。宅配ボックスへの配達は禁止されているが、2017年6月1日より、集配郵便局に別途申請をすれば、戸建住宅に設置された宅配ボックスのみ配達可能となった(ただし、現金書留は配達不可能)。個人宅宛てならば土日祝も配達を行うが、会社学校宛ては土日祝は基本的に配達しない。ただし、土日祝営業の事業所には配達する場合がある。 なお、ゆうメールを書留とすることもできる。また、かつては「書留ゆうパック」として、ゆうパックに書留を付けることができたが、2010年7月1日に後継の「セキュリティゆうパック」が新設されたため、書留ゆうパックは廃止された。
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