六甲寺家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 17:15 UTC 版)
六甲寺 純(ろっこうじ じゅん) 年齢は17〜18歳だが、帝京ホテルチェーンのオーナーをつとめる。若いに似ずかなりの殺気の持ち主。義母である美波子を血のつながりを超えて慕い、「浅草勝負」の決着をつけるために紅葉に近づいた。10年前のことを後悔している碧を発奮させるため、賭けの対象に紅葉を巻き込んで勝負する。紅葉が何の邪気も無く振ったツボの丁半を純と碧で一晩かけて読みあうが、負けてしまう。 その直後、疲労困憊状態で紅葉にコイントス勝負をもちかけられ勝ってしまい、失った帝京ホテルチェーンの権利を取り戻した(前田 京曰く、わざと勝たせて水に流した)。 六甲寺 美波子(ろっこうじ みなこ) 純の義母。もとは新橋随一の芸者で源氏名は晴香、深川芸者の碧とは甲乙付けがたい存在だった。互いを知る旦那衆によって浅草で技量勝負が行われ(浅草勝負)、歌、舞踏、三味線では勝負がつかず最後には博打で決着がはかられ敗北、その時に女の命である髪にハサミを入れられ廃業した。 当時こそ碧を恨んでいたものの、それも時とともに薄れていき、純の父と結婚、良き母として過ごした。臨終に際し駆けつけた純に対し、芸者を辞めながら芸者の心で死んでいくことを碧に謝ってほしいと遺言した。 六甲寺 修(ろっこうじ おさむ) 名前のみの登場、純の父。前妻と離婚して半年後に美波子と再婚した。
※この「六甲寺家」の解説は、「紅たん碧たん」の解説の一部です。
「六甲寺家」を含む「紅たん碧たん」の記事については、「紅たん碧たん」の概要を参照ください。
- 六甲寺家のページへのリンク