六の巻(付録)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/28 22:33 UTC 版)
最期に、六の巻(付録)では、地学を天文・自然・人間の3つの章に分けて説明している。天文の章では、地球が丸いことや磁石が南北を指すこと、経度や緯度などを説明している。自然の章では、地形の説明として、海、半島、地峡、岬、山、火山、砂漠、大洋、海、湖水、入海(湾)、瀬戸(海峡)、河、滝などを説明している。人間の章では、文明の発達段階として4段階があることをあげて、第1段階を「渾沌」、第2段階を「蛮野」、第3段階を「未開又は半開」、第4段階を「文明開化」と説明している。また、政府の体裁に3種類があることをあげて、第1は「モナルキ」(立君政治)、第2は「貴族合議」、第3は「共和政治、或は合衆政治」であると説明している。
※この「六の巻(付録)」の解説は、「世界国尽」の解説の一部です。
「六の巻(付録)」を含む「世界国尽」の記事については、「世界国尽」の概要を参照ください。
- 六の巻のページへのリンク