公式リツイート
別名:公式RT
【英】official retweet
公式リツイートとは、Twitter上で他のユーザーのツイートを自分のアカウントから再発信する「リツイート」の方式のうち、Twitterが公式機能として採用している「本文に加筆を行わずにツイートを転送する」方式のことである。
公式リツイートは、Twitterでツイートを表示させた際に表示される「リツイート」のリンクをクリックすることで簡単に実行できる。リンクをクリックすると「@(元々の発信者名)+本文」の形式でツイート本文が機械的に生成され、送信確認を行うだけで、自分のアカウントからリツイートを発信できる。リツイートを行ったユーザーが原文にコメントを書き加えることはできない。
公式リツイートでは、「@(元々の発信者名)」の部分が加わったことによって本文が文字数の上限(140字)を超過した場合でも、全文をそのまま送信できる。なお、Twitterのタイムライン上では公式リツイートは自動的に除外され、オリジナルのツイートのみが表示されるようになっている。これによって大量のリツイートに他の情報が埋もれることがない。
公式リツイートという呼び名は、主に「非公式リツイート」との対比で用いられる。これは、もともとローカルルールとして広まっていたリツイートをTwitterが公式機能として追加する際、機能の本質や利便性などを考慮した上で使用を変更したことに基づいている。
公式リツイートに対して、非公式リツイートは、「@(元々の発信者名)」または「RT @(元々の発信者名)」という記述方法を共通のルールとして、他のユーザーのツイートを発信する方法である。非公式リツイートは本文を手動で作成する必要があり、本文末尾は字数制限で尻切れになる可能性もあるが、本文への加筆が可能であるなど融通が利く。またTwitterクライアントが非公式リツイートのルールに基づきリツイート機能を搭載している場合も多い。
参照リンク
リツイート機能を公開しました - (Twitter公式ブログ 2010年1月22日)
- 公式リツイートのページへのリンク