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全交8号【ゼンコウ8ゴウ】(食用作物)

登録番号 第6025号
登録年月日 1998年 1月 22日
農林水産植物の種類
登録品種の名称及びその読み 全交8号
 よみ:ゼンコウ8ゴウ
品種登録の有効期限 15 年
育成者権の消滅 2001年 1月 23日
品種登録者の名称 全国農業協同組合連合会
品種登録者の住所 東京都千代田区大手町一丁目8番3号
登録品種の育成をした者の氏名 佐藤直 内山田博士 粉川聡 遠藤雄士 森永靖武 和田卓也 金田武矢作佐藤謙一郎
登録品種の植物体の特性の概要
 この品種は,出願育成の「星の光」の細胞質雄性不稔系統母系とし,出願育成稔性回復系統「セ-5R」を父系とする交雑品種であり,育成地(神奈川県平塚市)における成熟期中生の晩,稈長がやや短,粒着密度が密で一穂粒数が多く,しま葉枯病抵抗性有する多収水稲粳種である。  型は穂重型,稈長はやや短,稈の細太はやや太,剛柔は剛,止葉直立程度は立,葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長はやや長,穂数はやや少,粒着密度は密である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,有無多少は少である。玄米の形は中,大小及び精玄米千粒重はやや大,光沢はやや良,見かけ品質は中の上食味は中の上である。出穂期中性の中,成熟期中生の晩,障害型耐冷性は中,穂発芽性はやや易,耐倒伏性はやや強,収量は多である。いもちほ場抵抗性はやや強,しま葉枯病抵抗性品種群別は外国稲型(St2i)である。  「日本晴」と比較して,穂数が少ないこと,粒着密度が密であること,しま葉枯病抵抗性品種群別が外国稲型(St2i)であること等で,「むさしこがね」と比較して穂長長いこと,穂数が少ないこと,粒着密度が密であること,精玄米千粒重大きいこと,耐倒伏性が強いこと等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
 この品種は,平成3年出願者のほ場神奈川県平塚市)において,出願育成の「星の光」の細胞質雄性不稔系統母系とし,出願育成稔性回復系統「セ-5R」を父系として交配して育成され交雑品種である。4年から生産力検定試験及び特性検定試験等の試験行い7年にその特性が安定していることを確認して育成完了したのである





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