全交7号【ゼンコウ7ゴウ】(食用作物)
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登録番号 | 第6024号 |
登録年月日 | 1998年 1月 22日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 全交7号 よみ:ゼンコウ7ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 1月 23日 | |
品種登録者の名称 | 全国農業協同組合連合会 | |
品種登録者の住所 | 東京都千代田区大手町一丁目8番3号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 佐藤直 内山田博士 粉川聡 遠藤雄士 森永靖武 和田卓也 金田武夫 矢作学 佐藤謙一郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者育成の「アキユタカ」の細胞質雄性不稔系統を母系とし,出願者育成の稔性回復系統「セ-5R」を父系とする交雑品種であり,育成地(神奈川県平塚市)における成熟期は早生の早,稈長がやや短,粒着密度が密で一穂粒数が多く,耐倒伏性が強い多収の水稲,粳種である。 草型は穂重型,稈長はやや短,稈の細太は太,剛柔は剛,止葉の直立の程度は立,葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長は中,穂数はやや少,粒着密度は密である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は無である。玄米の形は中,大小及び精玄米千粒重はやや大,光沢はやや良,見かけの品質は中の上,食味は中の中である。出穂期及び成熟期は早生の早,障害型耐冷性はやや弱,穂発芽性は難,耐倒伏性は強,収量は多である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-z,白葉枯病ほ場抵抗性は弱である。 「アキヒカリ」と比較して,芒がないこと,穂発芽性が難であること,いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-zであること,白葉枯病ほ場抵抗性が弱いこと等で,「トドロキワセ」と比較して,穂数が少ないこと,粒着密度が密であること,耐倒伏性が強いこと,いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-zであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成3年に出願者のほ場(神奈川県平塚市)において,出願者育成の「アキユタカ」の細胞質雄性不稔系統を母系とし,出願者育成の稔性回復系統「セ-5R」を父系として交配して育成された交雑品種である。4年から生産力検定試験及び特性検定試験等の試験を行い,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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