側火口とは? わかりやすく解説

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そく‐かこう【側火口】

読み方:そくかこう

山体中腹などにできた側火山火口プレート沈み込みなどにより、主火口に対して最も圧縮力が強い方向に並ぶ傾向がある。


側火山

(側火口 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/18 19:50 UTC 版)

側火山(そくかざん[1]・そっかざん、flank volcano、lateral volcano[1])は、複成火山の主火口以外の場所での噴火活動で形成された火山地形を示す。寄生火山とも呼ぶが、側火山と呼ぶのがより適切とされる。

玄武岩質火山の場合、側火山の形成時には地下のマグマは主火口直下の主火道から板状に側方に向け火山体の中に貫入し、地表に達したとき、板状の割れ目に沿って直線状に火口が配列することが多い。

側火山は大抵、一度の噴火で形成される単成火山で、大きな山体を伴わない。山体を伴わない爆裂火口や割れ目火口なども側火山という。

日本の火山にある有名な側火山

本栖湖畔から望む富士山の北西麓にある側火山の大室山
北海道
本州
九州


脚注

関連項目



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