信貴山縁起絵巻

デジタル大辞泉

しぎさんえんぎ‐えまき〔‐ヱまき〕【信貴山縁起絵巻】

読み方：しぎさんえんぎえまき

奈良県朝護孫子寺所蔵の3巻の絵巻。平安後期の作。信貴山に毘沙門天をまつった僧命蓮(みょうれん)にまつわる説話を描く。

古典文学作品名辞典

信貴山縁起絵巻

読み方：シギサンエンギエマキ（ｓｈｉｇｉｓａｎ’ｅｎｇｉｅｍａｋｉ）

分野 絵巻物

年代 平安後期

作者 作者未詳

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信貴山縁起

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/07/30 06:11 UTC 版)

信貴山縁起（しぎさんえんぎ）は、平安時代末期の絵巻物。1951年、日本の国宝に指定された。『源氏物語絵巻』、『鳥獣人物戯画』、『伴大納言絵詞』と並ぶ四大絵巻物の1つと称される。朝護孫子寺が所蔵（原本は奈良国立博物館に寄託されており、当山内の霊宝館では複製を展示）。「信貴山縁起絵巻」とも称する。後述のごとく、表題は寺社縁起絵に属するものであるが、内容は高僧絵伝の範疇に入る。