信仰者のバプテスマとは? わかりやすく解説

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信仰者のバプテスマ(全浸礼)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 03:42 UTC 版)

バプテスト教会」の記事における「信仰者のバプテスマ(全浸礼)」の解説

バプテスマとは一般に洗礼呼ばれる儀式のことであるが、バプテストでは特にこの時に全身沈める(全浸礼)こと、または信仰告白を行うことが重要であるとする。バプテスト各個教会では、洗礼の語を避けて浸礼又はバプテスマと呼ぶことが多い。 従い自覚的信仰告白できない新生児乳幼児バプテスマを受けること(幼児洗礼)を否定するのが特徴的である。故に、全浸礼によらない洗礼(滴礼等)をバプテスマ認めず、他教派聖公会ルター派改革長老派メソジスト派会衆派等の諸教派)で受洗しているキリスト者バプテスト教会転入希望する場合バプテスマ改め求めバプテスト教会もある。 ただし、信仰告白基づいた洗礼(滴礼等)を受けたクリスチャンとして既に積み重ねられてきてい信仰生活を確認した上で再バプテスマ求めない信仰告白により転入認めるという立場を取る教会最近は多い。更に近年では、教会によってはバプテスマ受けようとする志願者高齢場合病床にあるという個別事情により滴礼を執り行っている。また意志表示出来ない障害のある者バプテスマについても、積極的な議論なされている。しかし、いずれの場合教会総意が必要とされている。

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信仰者のバプテスマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/18 09:30 UTC 版)

ジョン・スミス (バプテスト牧師)」の記事における「信仰者のバプテスマ」の解説

スミス教会解散後聖書研究進めた。そしてスミスは、教会初期存在したバプテスマあるべき姿について、現在それは失われしまっており、その歴史継承性存在しないという結論至った。しかしスミスはこの結論至ってもまだ方策はあると考え直し、主の名のもとに正しバプテスマ行って数名新たに集まりえすれば新たな教会作ることができるのではないかとも信じようになった。 そこでスミス手始めに、まず自分自身に“信仰者のバプテスマ”を行った。ただし、このスミスが行ったバプテスマは、額に垂らして行う「滴礼」とも異なり、また後にバプテスト教会一般化するバプテスマ浸礼)」形式バプテスト教会においてはパティキュラー・バプテスト母体となったグループの方が先行して、この「浸礼形式正しバプテスマとして始めていた)でもなく、「灌水礼」という、頭に振りかける儀式であったその後スミス始めた灌水礼」は、ジェネラル・バプテスト系の教会でしばらく洗礼形式として一般に用いられることになったが、1651年信仰告白をもってジェネラル・バプテストにおいても「浸礼形式統一されている)。なお、スミスが自らに洗礼行ったことを指して、「セルフ洗礼」と称することもある。こうしてスミス続けて支持者たちにも洗礼行い1609年スミス支持者たちとともに史上初のバプテスト教会創設した

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