使用された漢詩・和歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:17 UTC 版)
「私説三国志 天の華・地の風」の記事における「使用された漢詩・和歌」の解説
采葛 「詩經」の王風の出典。周瑜が「諸葛」にかけたもの。衣冠を整えるわずかな時間さえ惜しみ、「彼采葛兮 一日不見 如三月兮」と草を摘む女への待ち遠しさと恋を歌う。直後に露骨だと同じ姓を持つ諸葛瑾に窘められている。 沫雪は千重に降り敷け 第2話の表題。万葉集に掲載されている柿本人麻呂の歌。「恋しくの 日長き我は 見つつ偲はむ」と続く。幾日も長く恋し続けた私は、層となった雪を見てあの人との時間を思うと歌っている。最終話の沫雪が序章の采葛と呼応している。 月は船 星は白波 雲は海 いかに漕ぐらん 桂男は ただ一人して 復刊ドットコムから第一巻が発売された時の直筆サインの文言。桂男は月の隈、あるいは月に生えている月桂樹の林を刈っている男の事。人が長く見過ぎると手を拱いてその者の寿命を縮めてしまう。孔明が周瑜に例えられている嫦娥も月の仙女である。 この項目は、書籍に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(PJ出版・PJ書物/P書物)。項目が文学作品の場合には {{Lit-stub}} を、漫画の場合には {{Manga-stub}} を貼り付けてください。
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