作品長期展開について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 14:00 UTC 版)
「コブラ (漫画)」の記事における「作品長期展開について」の解説
本作は上述のとおり通年連載をしているわけではなく、各エピソードは様々な要因により休載されている時期も長い。例えばジャンプ時代は第2部「黒竜王」編(1981年)以降、同誌では珍しい描き溜めシステムが採られ、ある程度執筆が進んだ段階で連載再開→エピソード終了による連載休止が繰り返された。こうした形での連載となったのは、寺沢が癖の強い人物で、さらに作画に極めてこだわることから普通に描いていたのでは週刊連載が不可能であったためであり、当時の『ジャンプ』編集長であった西村繁男は自身がSF好きでスペースオペラ愛好家ということもあって西村は本作を「編集長枠」として扱うことで可能とした。ただ西村によると、せっかく人気が上昇してもすぐに中断になることから、休載期間があっても、予定どおりなかなかスムーズにいかなかったらしい。西村がジャンプの編集長を退任し、新たに『スーパージャンプ』を創刊し編集長に就任すると、寺沢も共に移籍した。寺沢の高齢化に伴う体調的な問題もあり、近年は「マジックドール」が完結した2006年から、最新エピソードである「OVER THE RAINBOW」連載開始までは13年近い空白期間があった。
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