作ることができる単語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 18:18 UTC 版)
スクラブルでは英単語をボード上に作ることになるが、全ての単語が認められているわけではない。一般的なルールではハイフンなどの特殊な記号を含む語や固有名詞を認めない。ただし固有名詞の中には同じスペルで別の意味を持つ物があり、それについてはその別の意味で認められる。例えば"JAPAN"は"日本"(Japan)であると同時に"漆器"(japan)でもあり、スクラブルにおいては"漆器"として認められる語である。なお、各種の活用形については全て認められるため、単数形でボードに置かれた名詞の後ろに"s"を付けて複数形を作り、そのsを含む単語をそれと交わるように置くことで2つの単語でポイントを得るという行為は立派な作戦として認知されている(先述の得点計算の一例では"PRINCESS"を作成するときに末尾の"S"を利用して"SECTIONS"のポイントも得ている)。 公式大会のルールでは、あらかじめいくつかの辞書から2~8文字の単語を集める形で編纂された専用の辞書が一般の辞書とともに用いられる。この専用辞書の中でも特に使われる物は2つあり、1つはOSPD(Official Scrabble Players Dictionary)、もう1つはOSW(Official Scrabble Words)である。また、この2つを合成した物が使われることも一般的であり、SOWPODS(双方の略表記の文字を並べ替えた物)もしくはOSWI(Official Scrabble Words International)と呼ばれる(後者の名称はイギリスでの呼称)。
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