佐藤暢_(栃木県知事)とは? わかりやすく解説

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佐藤暢 (栃木県知事)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/10 05:41 UTC 版)

佐藤暢

佐藤 暢(さとう ちょう / しん、1851年1月13日嘉永3年12月12日[1] - 1910年明治43年〉9月7日[2][3])は、日本の内務官僚実業家。官選栃木県知事

経歴

薩摩藩士・佐藤信行の二男として生まれる。1868年に上京し東京府取締組組頭となる[2]。のち権大警部に就任[2]明治六年政変により退官し鹿児島県に帰郷したが、再び上京した。1874年台湾出兵に従軍し[3]西南戦争では警視庁三等少警部として出征。さらに陸軍歩兵少尉兼権少警部に任官し、歩兵中尉兼少警部に昇進した。

その後、富山県射水郡長、函館県収税長、大阪府収税長[2][3]、大阪府書記官[2]群馬県書記官[3]内閣書記官[2][3]などを歴任。1894年1月、栃木県知事に就任した[2][3]1897年4月、同県知事を非職となり[3]、翌月に退官した。その後、博多湾鉄道社長[2][3]川崎造船所取締役[2]などを歴任した。

栄典

脚注

  1. ^ 『人事興信録 第2版』人事興信所、1908年、p.1130。
  2. ^ a b c d e f g h i 日本人名大辞典
  3. ^ a b c d e f g h 政治家人名事典
  4. ^ 「叙任及辞令」『官報』第3451号、1894年12月27日。 

参考文献

  • 歴代知事編纂会編 編『新編日本の歴代知事』歴代知事編纂会、1991年。 

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