佐々木基晴とは? わかりやすく解説

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佐々木基晴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/13 05:00 UTC 版)

佐々木 基晴(ささき もとはる、1926年大正15年) - )は、日本民謡歌手。日本民謡佐々木基晴流家元で、江差追分等の日本民謡の大御所。財団法人日本民謡協会理事、北海道民謡連盟最高師範、道南口説節実行委員会代表などの肩書きを持つ。

経歴

北海道渡島支庁亀田郡湯川町生まれ。

5歳より民謡を唄い初め、1949年、『この声百万ドル第1回全国大会』に優勝。 翌年には27曲の北海道の発掘民謡を発表した。

基声会を発足させ指導者として全国民謡と江差追分の保存・普及、少年民謡の育成と指導に努めた。1976年には内閣総理大臣より昭和50年度『芸術文化に活躍された人々』の招待を受けた。1982年芸術祭優秀賞受賞。

その後、海外各国でも親善公演を行い賞賛を受ける。ブラジルでは1977年に文化勲章(マガリアエンス章)、翌年サンパウロ州よりサンフランシスコ大学章(コメンダトール章)、1983年には最高文化勲章グランクルス章を受けた。その他、1986年モンゴル国アジア民族音楽祭特別賞、1988年中国国際音楽祭にて「国民栄誉賞」を受賞。これら国際交流に尽力した功績で「笹川貢献賞」を受けた。

その後もカナダアメリカ合衆国台湾ロシアスペインなどでも公演している。その功により1996年勲五等双光旭日章を受勲した。特にブラジルへの訪問が多く、1990年にはサンパウロ州への親善訪問7回・協力福祉の功で州旗を受戴し、2000年でブラジルでの親善公演は計12回となった。2014年北海道文化賞受賞。

ディスコグラフィー

シングル

キングレコード

コロムビアミュージックエンタテインメント

  • 江差追分(前唄、本唄、後唄)(1969年9月、SAS-6201)
  • 北海よされ節/道南口説(太田久子)(1982年2月)

テイチクレコード

  • 三波春夫の新北海盆唄(三波春夫)/新北海盆唄(1979年、RS-4510)

クラウンレコード

  • 函館港唱ー いいんでないかい/巴音頭(1982年、CWC-10)

アルバム

クラウンレコード

キングレコード

コロムビアミュージックエンタテインメント

  • 北海道民謡を唄う(1977年、FW-7330)
  • 民謡いちばん 佐々木基晴(2003年7月23日)

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