伝馬橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 09:16 UTC 版)
伝馬橋(てんまばし)は、「堀川七橋」の一つ。名古屋市中村区名駅(右岸)と中区錦(左岸)とを結んでいる。 江戸時代において、東海道と中山道を結ぶ脇街道であった美濃街道は、伝馬橋にて堀川を渡った。当時は多くの旅人で賑わい、『尾張名陽図会』では「往来の貴賎絶間なく賑しき所也」と記されている。『尾張名陽図会』ではまた「此橋清須に有しにや、ぎぼう珠に慶長七年と銘有、名古屋へ引移已前也」ともあり、五条橋と同様に清須越にて移設された橋との見方もある。 伝馬橋から伝馬橋筋にて東に約800メートル、本町通との交点は「札の辻」と呼ばれ、伝馬会所や飛脚会所が置かれた交通の拠点となっていた。 伝馬橋は2011年10月17日付で名古屋市の認定地域建造物資産に認定された。 地図
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