伝説時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 16:24 UTC 版)
『伯耆民談記』によれば、慶雲3年(706年)、修験道の開祖である役小角(役行者)が子守権現、勝手権現、蔵王権現の三所権現を祀ったのが始めとされている。開山時期の根拠として飛鳥時代の金銅仏が存在するが現在は流出し寺内には無い。三徳山(近世以前は「美徳山」と書くことが多い)は、同じ鳥取県所在の大山(だいせん)や船上山と同様、山岳信仰の霊地として古くから開けていたことが想像される。なお、子守権現、勝手権現、蔵王権現はいずれも奈良県の吉野山(修験道の霊地)に祀られる神である。前出の『伯耆民談記』によれば、嘉祥2年(849年)慈覚大師円仁が釈迦如来、阿弥陀如来、大日如来の三仏を安置して「浄土院美徳山三佛寺」と号したと伝わる。
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