伝承地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 16:27 UTC 版)
千葉県域には天富命の東遷に関して多くの伝承地が残る。そのうち主なものは次の通り。 安房神社(千葉県館山市)式内名神大社「安房坐神社」。「坐」は天太玉命神社(総氏神)を意識しての記載とする説がある。昭和7年(1931年)には境内付近で海食洞窟および多数の人骨が発見され、安房神社側ではこれを忌部氏に仮託し「忌部塚」として祀る。 后神天比理乃咩命神社(天比理刀咩命神社)式内大社。祭神は安房神の后神とされる。論社に洲崎神社と洲宮神社(ともに千葉県館山市。元々は同一神社か)。『類聚三代格』には「膳神」を祀る「阿房の刀自部」が見え、このような女性祭祀集団との関連性が指摘される。 布良崎神社(千葉県館山市)安房神の最初の鎮座地を称する。 下立松原神社式内社。南房総市に論社2社。祭神に天日鷲命(阿波忌部祖)。 遠見岬神社(千葉県勝浦市)天富命の没した地という。
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