会社名:ウーズレー・モータース
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「ウーズレー」の記事における「会社名:ウーズレー・モータース」の解説
1926年、ウィリアム・モーリスがハーバート・オースチンやゼネラル・モータースに競り勝ち730,000ポンドで会社を購入。社名をウーズレー・モータース(Wolseley Motors)とし、生産施設はバーミンガムのウォード・エンドに集約した。 ウーズレーのOHCエンジン、そしてウーズレーの工場のエンジニアのエンジンに対する経験の深さがその購入動機だったという。ウーズレーのエンジニアはモーリスの車両をいまよりも上級車に仕立てる仕事を求められた。6気筒エンジンは4気筒、6気筒、8気筒のバリエーションとなり、これがのちのOHC版MGエンジンの源となる。モーリスの仕事をさせられる一方、ウーズレー社はある一定範囲で自由に活動する裁量権も持つことができた。そのため、モーリス用ボディ鉄板をプレスしながらも、一風変わったウーズレー自動車を生産し続けることができた。 1930年には乗用車ウーズレー・ホーネットを市場に投入。1932年にはイルミネーションで光り輝くラジエターバッジが登場する。1975年に生産を終了するまでウーズレー自動車にはこのイルミネーションするマークが必ずつけられていた。
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