伊澤聡(グマンキ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/26 00:18 UTC 版)
岩下を「ある目的で」拉致監禁をしたゲイの男性。母親から愛されずに育ったことを自覚しており、また伊澤が9歳の時に母親が再婚した貿易会社の社長により性的虐待を受けていた。その両親は大学1年の時に事故で死亡し、莫大な遺産と邸宅を受け継いだので食うには困らない。同級生である三宅に愛憎半ばの感情を抱いており、三宅の才能に嫉妬し、己の平凡さを自覚しつつも、三宅の画風やあごひげを真似たり、三宅の伊澤への半ば罵倒に近い発言をノートに記したりICレコーダーに撮ったりして自慰行為をすることがある。短期間で連載が終了するも、「町村ミル」名義で「モンキーレンチ」というタイトルの「世界中で最も不幸な人間を探す」という内容のマンガを描いたこともある。三宅のアドバイス的発言を受け「(マンガとリンクするような内容で)この世で最も不幸な人間を探すウェブサイト」を作成したり(この中に岩下が挙げられている)、「全く新しい文化、全く新しい言語でもう一回やり直したら全く新しい絵が描けるのでは」をヒントとし、自宅地下の核シェルターを改造した上で、その部屋を「チチェ」と名付けた「世界」と定義し、「新しい言語」として「チチェ語」を考案し、「新しい文化」として「食事は全てすりつぶして与えられる。味わうという文化はない」等の独自の世界観を設定し、岩下を拉致して、「コルカ」という新しい名前を与えたうえで子どもを産ませる。岩下を選んだのは伊澤と同じく「一番愛を渇望するときに誰の愛も受けなかった」弱い人間であると思ったため。子どもはグマンキとコルカの両方の名前を取り「コグマ」(以下、「グマンキとコルカの間の子どもである」コグマは第24話の表記に従い「コグマ」と表記)と名付けられる。
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