伊坂幸太郎との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 00:10 UTC 版)
作家の伊坂幸太郎は会社勤めをしながら小説を書いていた際、通勤中に「幸福な朝食 退屈な夕食」を聴いて退職を決意、執筆活動に専念することにしたと語っている。のちに伊坂の書き下ろし短編小説「アイネクライネ」をもとに、斉藤が「ベリーベリーストロング 〜アイネクライネ〜」を作詞作曲し、コラボレーション作品が生まれた。「アイネクライネ」は、「ベリー ベリー ストロング 〜アイネクライネ〜」を収録したシングル「君は僕のなにを好きになったんだろう」に初回盤特典として封入されたが、このシングルのジャケットは漫画家の佐藤秀峰が描いている。佐藤も斉藤のファンであると公言している。 伊坂の短編小説「フィッシュストーリー」が中村義洋監督作品として映画化(2008年3月公開)された際は、劇中のパンクバンド「逆鱗」の曲として「FISH STORY」を、エンディング・テーマ曲として「Summer Days」を提供した。 「ゴールデンスランバー」(2010年1月公開。中村義洋監督)でも、音楽を担当。原作タイトルの由来となったビートルズの同名曲「Golden Slumbers」をカバーし、オープニングテーマ・劇中歌として使用された。また、エンディングテーマとして「幸福な朝食 退屈な夕食」(映画化に際し新録されている)が使用されている。 短編集『フィッシュストーリー』に収録の一編「ポテチ」が、同じく中村義洋監督で2012年春に公開となり、音楽を担当することになった。 2019年、伊坂の小説作品である『アイネクライネナハトムジーク』が映画化、同年9月20日に公開された。斉藤が劇中音楽を担当し、主題歌に新曲『小さな夜』を提供した。
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