仮装巡洋艦へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 06:48 UTC 版)
「ラワルピンディ (仮装巡洋艦)」の記事における「仮装巡洋艦へ」の解説
1939年、第二次世界大戦の勃発に伴い、イギリス海軍本部は大型商戦の徴用を決定した。「ラワルピンディ」は8月26日にイギリス海軍に徴用され、仮装巡洋艦(武装商船)へ改装されることとなった。武装は旧式のBL 6インチ マーク VII 艦砲(英語版)8門とQF 3インチ 20cwt高射砲2門だった。改装を経て、「ラワルピンディ」は10月に北方哨戒隊(英語版)に所属し、予備役から復帰したエドワード・カバリー・ケネディ(英語版)艦長以下、同じく予備役の海軍兵士と軍属を志願した船員を乗せて、アイスランド近海で通商破壊の任務に就いた。10月19日、「ラワルピンディ」はデンマーク海峡でドイツの石油タンカー「グンゼンヘイム (Gonzenheim)」を発見した。「グンゼンヘイム」は9月14日にアルゼンチンのブエノスアイレスを出航して航行中だったが、ラワルピンディは移乗攻撃で拿捕し自沈させた。
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