代表的な楽器編成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 02:30 UTC 版)
「マーチングバンド」の記事における「代表的な楽器編成」の解説
「吹奏楽#代表的な編成」も参照 さまざまな種類の楽器編成を取っているマーチングバンドがあるが、その中でも代表的な物をここに挙げる。 鼓笛隊 ドラム・アンド・ファイフ・コーとも呼ばれる古典的なスタイル。主にドラムなどの打楽器と横笛などから成る。日本の小学生のクラブ活動などではリコーダーや鍵盤ハーモニカが使用されることも多い。 コンサートバンド 一般的な吹奏楽団と同じか、それにかなり近い編成。現在[いつ?]では、ドラム&ビューグルコーと同様の打楽器群が用いられることが多くなっている。木管楽器のうち、ダブルリード属は歩きながらの演奏が困難である事から、省かれることもある。また、フルートとクラリネット属は、効果的な音量を確保するために多人数を要することから、金管楽器とピッコロおよびサックスによる編成のマーチングバンドもある。またクラリネットとダブルリード属は管を水平より下に向けて演奏せざるを得ない事から、(管を上に上げられる他の楽器と一緒では)視覚的統一が出来ないという理由で、この2種の楽器を編成に入れていないマーチングバンドもある。 ブラスバンド ビューグルやマーチングブラスなどの金管楽器と打楽器による編成。金管バンドとも呼ばれる。ドラム・アンド・ビューグル・コーや英国式ブラスバンドもここに含める。チューバやユーフォニウムはサウンドの指向性と視覚的統一を図るため、フロントベルの楽器が用いられることが多い。また、中音域は、フロントベルのフレンチホルンの他、より音の輪郭がはっきりしたメロフォンを用いることも多い。
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