代替経路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/17 08:32 UTC 版)
ユースケースには同じテーマに関する第二の経路や代替シナリオが存在する場合もある。例外的な状況や問題が発生した場合なども記述できる(そのために別の節を専用に用意してもよい)。代替経路では、基本経路のステップに番号を振っておいて、何番目のステップで枝分かれするのか、あるいは場合によっては何番目で基本経路と合流するのかを記述する。これは、同じ情報を反復して書く無駄を省くためである。 代替経路の記述例は以下の通り: 1. システムはユーザーのマシン上のクッキーを認識する。 2. 基本経路のステップ 4 へ 例外的経路の記述例は以下の通り: 3. システムはユーザーのログオン情報を認識しない。 4. 基本経路のステップ 1 へ Anthony J.H. Simons と Ian Graham によれば、代替経路はユースケースには本来存在しなかった。各ユースケースは1つの経路毎に描かれていた。そのため、ユースケースに基づいてシステムを設計するには多数のユースケースを描く必要があった。そういった意味では、ユースケースはドキュメンテーションというよりも純粋に調査のためのものだったのである。
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代替経路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/29 22:05 UTC 版)
「国道95号線 (アメリカ合衆国)」の記事における「代替経路」の解説
2004年現在、国道95号線には2本の代替経路が存在している。 国道95号線は、指定を受けた支線を持つ数少ない国道の1つである。国道95号支線は、アイダホ州ワイザーで国道95号線と接続しており、約5キロメートル離れたオレゴン州道201号線へと接続している。1927年に現在の国道95号支線は国道630号線として指定され、「最も短い国道」と呼ばれた。国道630号線は全線が国道30号北線との重複区間であったが、1933年に国道630号線は国道指定を廃止された。1980年には国道30号北線も国道指定を廃止され、約5キロメートルの区間が国道95号支線として再指定された。 国道95号別線の北端はネバダ州ファロンであり、州間高速道路80号線と接続している。一方、国道95号別線の南端はネバダ州シュルツであり、国道95号線と接続している。 国道95号線はネバダ州チャーチル郡で州間道80号線と接続しており、州間道80号線からファロンで国道95号別線と接続することができる。州間道80号線と国道95号別線はファロンからネバダ州ファーンレーまで重複区間となっている。国道95号別線はファーンレーで南に曲がっており、イェリントンへと続いている。そして国道95号別線はイェリントンで東に曲がっており、シュルツで国道95号線に合流する。国道95号別線は、ネバダ砂漠を走る約48キロメートルの区間が国道50号別線との重複区間となっている。
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