仏教における鉦鼓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/19 10:17 UTC 版)
仏教における鉦鼓は、単に鉦(かね・しょう)とも称され、金属(青銅)製のものを言う。通常は「架」(か)と呼ばれる台にかけて一本の槌(撞木)でたたいて音を出すが、京都六波羅蜜寺に伝わる空也像のように首に「架」をつけ、それに鉦鼓をかけて使用することもある。形象は、円盤状で上方2箇所に「架」につるすための穴があけられている。日本の寺院における鉦鼓の歴史は古く、747年(天平19年)に成立した『大安寺伽藍縁起並流記資財帳』にも記載され、古くは4面1組であったようである。
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