仏教における難度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/05 01:43 UTC 版)
仏教においては自力で長い間修行する事で悟りに至る難行道(聖道門)と念仏などの仏の慈悲に頼って悟りを目指す易行道(浄土門)の難易二道が存在する。これは龍樹が十住毘婆沙論の中で初めて説いたものであり、彼自身は易行道による極楽往生を薦めている。また、曇鸞は浄土三部経に説かれる念仏の修行を易行道とし、それ以外の経典に記されている修行法を難行道としたうえで後者では悟りは開くことができず、前者のみが極楽往生に至るという考えを示した。
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