仏教における自性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/31 12:43 UTC 版)
説一切有部では、もの・ことや心理作用の一切を、五位七十五法の法に分かち、その各々の自性を説く。これを批判しつつ大乗仏教が興り、龍樹は、相互否定や矛盾を含む相依に基づく縁起説によって実体的な考えを覆し、自性の否定である「無自性」を鮮明にして、それを「空」に結びつけた。
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