今田真人の主張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 16:41 UTC 版)
「吉田清治 (文筆家)」の記事における「今田真人の主張」の解説
かつて吉田清治にインタビューをしたこともある元赤旗記者今田真人は、吉田の語るような軍からの命令系統は存在しないという秦郁彦らの反論に対し、国会図書館で労務報告会の理事会で外地労務者の移入斡旋を担当することになったとの文書、軍慰安所の女性募集の認可権限を厚生大臣から地方長官に委譲するとした公文書を発見し、これが実際に労務報告会が軍への慰安婦を集めた可能性を示すことになり、吉田証言の裏付けとなりうるとした。また、済州島での慰安婦強制連行を目撃したという証人も現れたとしている。今田真人はその史料の写真とともに『「吉田証言」は本当だった 公文書の発見と目撃証人の登場』を執筆し公表した。前田朗(編)『「慰安婦」問題の現在―「朴裕河現象」と知識人』(三一書房2016年刊)に収録されている。
※この「今田真人の主張」の解説は、「吉田清治 (文筆家)」の解説の一部です。
「今田真人の主張」を含む「吉田清治 (文筆家)」の記事については、「吉田清治 (文筆家)」の概要を参照ください。
- 今田真人の主張のページへのリンク