人口集中地区登場の経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 20:17 UTC 版)
「人口集中地区」の記事における「人口集中地区登場の経緯」の解説
いわゆる「昭和の大合併」により市町の区域が大幅に拡大した。このため市町の区域内に広大な農村的区域を抱え込むことになり、市部=大都市・中都市、町=小都市、村=農村的地域という図式は成り立たなくなった。統計上都市的地域と農村的地域を区別することはできなくなり、不都合をきたした。そこで昭和35年(1960年)の国勢調査から人口集中地区が設定されるようになった。以下に昭和35年からの市及びDIDの数、市部人口比率及びDID人口比率を示す(東京都区部は1市とする、連合人口集中地区は1人口集中地区とする)。 全国市数DID数総人口 (人)市部人口 (人)DID人口 (人)市部人口比率DID人口比率昭和35年561 891 9430,1623 5967,7885 4082,9991 63.3% 43.7% 昭和40年567 1002 9920,9137 6735,6158 4726,1455 67.9% 48.1% 昭和45年588 1156 1,0466,5171 7542,8660 5599,6885 72.1% 53.6% 昭和50年644 1257 1,1193,9643 8496,7269 6382,2648 75.9% 57.0% 昭和55年647 1320 1,1706,0396 8918,7409 6993,4854 76.2% 59.7% 昭和60年652 1368 1,2104,8923 9288,9236 7334,4121 76.7% 60.6% 平成2年656 1373 1,2361,1167 9564,3521 7815,2452 77.4% 63.2% 平成7年665 1389 1,2557,0246 9800,9107 8125,4670 78.1% 64.7% 平成12年672 1359 1,2692,5843 9986,5289 8280,9682 78.7% 65.2% 平成17年751 1334 1,2776,7994 1,1026,4324 8433,1415 86.3% 66.0% 平成22年786 1319 1,2805,7352 1,1615,6631 8612,1462 90.7% 67.3%
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