京葉シーバースの成り立ち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 02:48 UTC 版)
「京葉シーバース」の記事における「京葉シーバースの成り立ち」の解説
京葉臨海工業地帯に立地する、丸善石油株式会社(現コスモ石油株式会社)・極東石油工業株式会社(現大阪国際石油精製株式会社)・出光興産株式会社・富士石油株式会社の石油精製4社は、原油タンカーの巨大化の趨勢に対処するために十分な水深を有する海上バースの設置が必要であると結論。タンカーなど大型船舶の東京湾における航行安全の問題などを考慮し、4社共同で海上バースを設置する事で意見が一致。この4社合意を受けて海上バースの建設協議会を設置し、共同バース建設の経済性等の検討を行い、運輸省(現:国土交通省)、通商産業省(現:経済産業省)、千葉県など行政機関とも摺り合わせと調整をし、バースの規模、位置、建設時期、工法等の具体的検討が行われた。1967年(昭和42年)2月 京葉シーバース株式会社を設立、1968年(昭和43年)7月31日に完成した。8月11日に初めてのタンカー「飛燕丸」が着桟。
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