交流の支援
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 07:31 UTC 版)
ウィキメディア財団の事業のなかには、ユーザ同士の交流の促進も含まれる。ウィキメディア財団は、2005年以降、毎年国際会議・通称ウィキマニアを開催している。開催地は次の通り。 2005年8月 ドイツ・フランクフルト・アム・マイン 2006年8月 アメリカ合衆国・ケンブリッジ 2007年8月 台湾(中華民国)・台北市 2008年7月 エジプト・アレクサンドリア 2009年8月 アルゼンチン・ブエノスアイレス 2010年7月 ポーランド・グダニスク 2011年8月 イスラエル・ハイファ 2012年7月 アメリカ合衆国・ワシントンD.C. 2013年8月 香港 2014年8月 イギリス・ロンドン 2015年7月 メキシコ・メキシコシティ 2016年6月 イタリア・エージノ・ラーリオ 2017年8月 カナダ・ケベック州・モントリオール 毎年 380人から2,000人程度、国・地域別では80ヶ国前後から出席者がある。 2004年ごろから、ユーザ主体によるミーティングが主にヨーロッパで催される中、多言語プロジェクトゆえの国際的な交流の要望が高まり、ウィキメディア財団主催による国際的会議の構想につながった。 ウィキマニアはユーザの交流と同時にウィキメディア・プロジェクト全般に対する研究の促進を目標にしており、外部から優れた招待講演者を招くことにも力をいれている。これまでの招待講演者には、リチャード・ストールマン、ウォード・カニンガム、ローレンス・レッシグ、ブリュースター・カール、伊藤穰一などがいる。 この試みは他の同種の非営利団体からも好感がもたれており、Open Source Initiativeからは発展途上国からのウィキマニア参加希望者に3年連続で旅費の援助がなされている。
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