交友関係について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:03 UTC 版)
『世界』初代編集長の吉野源三郎とは、終生深い親交があった[要出典]。 作家の武田泰淳や埴谷雄高、中国文学者の竹内好とは家族ぐるみの付き合いがあった。また竹内については、「『ふつう好さんのことをナショナリストと言うでしょう。ぼくはそれだけをいうと、ちょっと抵抗を感じるな。20年以上のつきあいを通して、好さんにはコスモポリタニズムが感覚としてある、と肌で感じます』と述べている」。 鶴見俊輔とは、(戦後初期の)雑誌『思想の科学』創刊以来の付き合いがあり、丸山は終生、思想の科学研究会の会員であったが、同研究会はなんでもありの「イラハイイラハイ主義」と揶揄している。また、鶴見の哲学は信用するが、「日常感覚は信用しないんだな」「育った生活環境からいってもわたしのほうがはるかにドロドロした『前近代的』なものなんですよ」と述べている。 1980年11月早稲田大学大隈講堂で催された大山郁夫生誕百年記念講演会の講演会であいさつ。
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