井口村 (富山県)とは? わかりやすく解説

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井口村 (富山県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/17 17:28 UTC 版)

いのくちむら
井口村
井口村旗
井口村章
井口村旗 井口村章
廃止日 2004年平成16年)11月1日[1]
廃止理由 新設合併
福野町城端町平村上平村利賀村井波町井口村福光町南砺市[1]
現在の自治体 南砺市[1]
廃止時点のデータ
日本
地方 中部地方北陸地方
都道府県 富山県
東礪波郡
市町村コード 16407-1
面積 11.50 km2
総人口 1,376
(2004年7月31日)
隣接自治体 井波町城端町福野町福光町利賀村
村の木 ブナ
村の花 福寿草
村の花木 ユキツバキ
井口村役場
所在地 939-1898
富山県東礪波郡井口村蛇喰26番地
座標 北緯36度32分32秒 東経136度55分49秒 / 北緯36.54211度 東経136.93022度 / 36.54211; 136.93022 (井口村)座標: 北緯36度32分32秒 東経136度55分49秒 / 北緯36.54211度 東経136.93022度 / 36.54211; 136.93022 (井口村)
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井口村(いのくちむら)は、かつて富山県東礪波郡におかれていたである。2004年平成16年)11月1日合併して南砺市となった[1]

国内有数のユキバタツバキの自生地があり、日本一の椿村を目指した。

地理

  • 山: 赤祖父山、扇山、大寺山、丸山
  • 河川: 山田川、赤祖父川、千谷川
  • 湖沼: 赤祖父池

隣接していた自治体

歴史

村名は、かつてはこの一帯に井口郷があったことに由来する。

江戸時代初期には、井口村の中心集落は「町村(まちむら)」と呼ばれていた。これは中世にこの地点に井口地域の「」があったことを示している。その後、戦国時代の城端町成立の際に「井口の市」は吸収され、「城端の六斎市(後に九斎市)」の一部となった。

1647年正保4年)の資料には、福光から井波へ出る道筋として、「福光村 - 一日市(していち)村 - 宗守村 - 町村(後の井口村) - 井波村」とある。

宗守から東へ進まずにあえて南方の「町村」へ向かっているのは「井口の市」が無くなってから70年以上経過し、中世から近世への時代の変化の中にありながら、市場として栄えていた頃の名残が、この時点で薄れていないからとも考えられる。

井口村は町村制施行時に発足する。 以降、南砺市になるまで一度も合併は行っていない。

沿革

明治以前

これ以降、井口氏は石黒荘大光寺郷の『井口』を本拠にして在地化したといわれる。

  • 14世紀 - この頃には井口に市があったとされる。
  • 1573年元亀4年) - 城端町開町にともない、「井口の市」が城端の市に統合される。
  • 1646年(正保3年) - 資料に「町村」の村名が初見。
  • 1647年(正保4年) - 福光から井波へ出る道筋の中に町村が出てくる。
  • 1652年承応元年) - 町村の村名が「井口村」に改められる。

明治以降

行政

  • 村長: 伊東浩(2004年まで)

地域

教育

  • 井口村立井口小学校
  • 井口村立井口中学校

交通

道路

バス

  • 福野町営バス

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

脚注

  1. ^ a b c d e 成田有佳(2014年4月8日). “平成の大合併:10周年 砺波、おそろい作戦展開/南砺、お祝い事業を募集”. 毎日新聞 (毎日新聞社)

関連項目

外部リンク




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