五料関所の検閲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 07:30 UTC 版)
「江戸幕府が関所を設けた目的は、幕府の政策を維持して、破綻」しないようにしたものであり、「国内の治安警察権を行使するため」のものであった。 これらの関所は「諸国御関所書付」に記され、五料関所もその中に含まれている。 諸国御関所書付 此印〇重キ御関所 此印△軽キ御関所 …(中略)… 上州吾妻郡〇一 大戸 御料〇一 大笹 同 同国利根郡〇一 猿ヶ京 同 同国群馬郡〇一 杢ヶ橋 松平大和守 同国那波郡〇一 五料 同 同国碓氷郡〇一 碓氷 板倉伊勢守 右六ケ所の分、女の儀は、御留守居証文を以て相通す。 — 『諸国御関所書付』、大島(1995)、67-69頁。 その中で、関所における検閲が記されており、女の通行に留守居証文を必要とすることが記されている。
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